※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。
アメリカのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、クリスタヴォックス(CRYSTAVOX)が、1989年にリリースした1枚目のアルバム『Crystavox』の1曲目に収録。
日本ではさほど知られていないであろうクリスタヴォックス。ストリーミングのオススメにでてきて、このジャケットなんか見覚えがあるぞ??と記憶に突如蘇ったバンドです。確か日本盤CDを買った?と思ってたんですけど、どうやら勘違いで、当時輸入盤CDで買ってたみたいです(汗)。
89年にカルフォルニアのサンディエゴで結成されたクリスタヴォックスは、ストライパーに代表される、いわゆるクリスチャン・メタル・バンドのひとつとして知られています。ジャケットの雰囲気がすでにそれらしさを醸し出していますよね。
サウンドの方向性もやはりストライパーに近く、コーラスを多用したキャッチーなメロディを重視しつつ、ハードエッジなギターも存分にフィーチャーした音作りで、90年代に入ってのデビューなれど、典型的な80sのLAメタル風味のサウンドを聴かせてくれます。
ヴォーカルの雰囲気がどことなくドン・ドッケンを彷彿とさせるので、適切な表現かわからないですが、クリスチャン・メタル化したドッケン!とでも言うんでしょうか(笑)。メンバーの風貌はもいかにもLAメタル風ですしね。
今回ピックアップした「Sacrifice」は、アルバムのオープニングに相応しい、比較的正統派のヘヴィ・メタル色が強いチューンです!ギターのリフワークといい、サビの透明感のあるコーラスワークといい、やはりストライパーの影がちらつきます。
これといった決め手や特徴はないものの、良心的なHM/HRを2作残して、当然時代にそぐわないサウンドゆえに92年に解散。それから20年後に突如再結成して、リミックスベストをリリースしています。こちらの方が音は良くなっており、全作ストリーミングで聴けるので、貼っておきたいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
リミックスヴァージョンはこちら!