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【楽曲紹介】ウィッチファインダー・ジェネラル(WITCHFINDER GENERAL)「Free Country」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!

 

イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、ウィッチファインダー・ジェネラル(WITCHFINDER GENERAL)が、1982年にリリースした1枚目のアルバム『Death Penalty』の2曲目に収録。

 

79年にスタウアブリッジで結成されたウィッチファインダー・ジェネラル。ホラー映画のタイトルから名付けられたこのNWOBHM期のバンドは、ブラック・サバスからの影響を強く感じさせるサウンドを身上とし、のちのドゥーム・メタルの礎となったバンドとしても位置付けられています。

 

彼らの本デビュー作には個人的な思い出があり、、ちょうどアナログからCDへの過渡期に掘り出し物を探すために、中古盤屋のみならず古本屋をこまめにチェックしていた時期に偶然見つけたのが本作だったんです。

 

ラクタそのものの作品と一緒に段ボール箱に紛れてまして、当時は正直バンドについても知識がなく、なんかメタルっぽい雰囲気やなあと思った程度の理由で、というかホントはちょっとエッチなジャケットにひかれて(汗)買ってしまいました。

 

お値段はなんと100円!だったんですが、あとでNWOBHMに詳しい知人が見たところ、貴重盤やん!!と興奮してました(笑)。よく見ると限定のカラーLP盤で、今考えるとお宝を探す楽しみがある時代でしたよね。

 

話が横道にそれましたが、不道徳なジャケットに似合わず、意外と真っ当なNWOBHMらしいサウンドが飛び出してきたのは、ちょっと意外ではありました。ドゥームの元祖というほど重々しくない、よりスッキリした音像が特徴で、個人的にはより聴きやすかったですね。

 

今回ピックアップした「Free Country」は、アルバム中で最もアップテンポでノリよいヘヴィ・メタル・チューンです!リフの感じがモロにサバスの「Paranoid」を彷彿とさせますね。そこにいい具合にNWOBHMらしいテイストがミックスされたサウンドに仕上がっています。

 

次作でも再びおバカなジャケットデザインがなされましたけど、90年になってようやく日本盤CD化されたデビュー作は、シンプルにタイトルとロゴだけに差し替えられていました。

 

ヘヴィ・メタル・レコーズ!というそのまんまのレーベル名もいいなあ。エンジニアとしてロビン・ジョージのクレジットがあるのがちょっと意外ですね。ちなみにジャケットの女性は、イギリスの有名ヌードモデルのジョアンヌ・ラサムだったようです!

 

ぜひ、一度聴いてみてください! 

Free Country

Free Country

  • Witchfinder General
  • ロック
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes