※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
イギリスのメロディアス・ハード・ロック ・アーティスト、ロビン・ジョージ(Robin George)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『Dangerous Music』の1曲目に収録。
イングランド中部のウェスト・ミッドランズ出身のロビン・ジョージは、多彩な才能を持つマルチなアーティストとして知られています。シンガーソングライターとして、自ら楽曲を作り歌うのに加え、ギター、ベース、シンセやドラムのプログラミングなど。全てのバッキングトラック作りに関与しています。
さらに、エンジニアやプロデューサーとして自らの作品のみならず、他のアーティストとのコラボも多数ありますね。有名どころではフィル・ライノット、ロバート・プラント、ジョン・ウェットン、デヴィッド・バイロン、グレン・ヒューズなど枚挙にいとまがありません。
先日楽曲を紹介したウィッチファインダー・ジェネラルもロビンがエンジニアでしたけど、NWOBHMにも関与しているのは興味深いところです。幅広い活動ぶりは、同じマルチアーティストとしてカナダのアルド・ノヴァ辺りに通ずるものを感じますね。
そんな多才なロビンが自身の名義でデビューを果たしたのが本作でした。ロビンの顔面どアップのジャケットが自分が主役!を主張しまくっていますが(笑)、当然ほぼ全パートを自身で仕上げています。打ち込みも駆使しているので、ハード・ロック色よりも80sの洋楽ブリティッシュポップ感も強めな作風といえるでしょう。
今回ピックアップした「Heartline」は、オープニングに収められシングルカットされた、ロビンの代表曲といえるメロディアスなハード・ロック・チューンです!凝ったサウンドプロダクションとアレンジの中で、分厚いコーラスでフック強めなサビメロが印象的ですね~。
この曲は全英シングルチャートで68位、全米チャートでもTOP100にランクインするなど、一定の成功を収めました。本国のレーベルがブロンズだったので当時日本盤がビクターから発売されています。邦題は本曲推しで「燃えるハートライン」て(笑)、ちょっと恥ずかしいなあ。。
帯キャッチにはイケメンキャラで推したかったんでしょうか「ハード・ロック界の貴公子」なんて書かれていますけど、凝ったMVのイケメンぶりは確かにそんなイメージがしますね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
MVはこちら!