※80sを象徴する音楽、産業ロックのあれこれを紹介していきます!
カナダのロック・シンガー、ブライアン・アダムス(Brian Adams)が、1984年にリリースした4枚目のアルバム『Reckless』の1曲目に収録。
3月に約6年ぶりの来日が決定したブライアンですが、今回の会場も武道館や大阪城ホールと、未だ高い人気を維持し続けているのが見てとれます。来日自体も80年代からこれまでに相当回数行われていますよね。
その主たる要因となったのが、このアルバム『Reckless』の存在なのは言うまでもないでしょう。ブライアンの代表作のみならず、80年代を代表するロックアルバムのひとつであり、フェイバリットに選ぶ音楽ファンも少なくないでしょう。このお馴染みのジャケットを見るだけでも、80sの洋楽はよかったなあ〜、懐かしさを掻き立てられます。
今さら言及するまでもないでしょうが、全米1位にも輝き、これまでのセールスが1000万枚以上を記録している世界的大ヒット作ですからね。あの時代に本作品を通じて受けた感動こそが、今なお日本で衰えぬ人気の源なのは間違いありません。イギリスのケラング誌でアルバムオブザイヤーに輝いたように、HM/HR好きにも多くのファンがいるはずです。
周知の通りアルバムから多数のシングルヒットも生まれていますが、ちなみにSpotifyでの現時点の再生数は「Summer of 69」約8億8000万回、「Heaven」約4億3000万回と、凄まじい数字になっていますね〜。
今回、産業ロック目線でピックアップした「One Night Love Affair」は、キャッチー極まりないメロディを満載にしながら、爽やかに駆け抜ける極上のメロディアス・ロック・チューンです!ブライアンの盟友、ジム・ヴァランスならではのジャーニーを彷彿とさせるような産業ロック色が漂う曲調が、実に心地いいですよね。
オープニングナンバーかつ5枚目のシングルとしてもリリースされているんですけど、全米チャートは13位。これでもシングルの中では低い方で、Spotifyの再生回数も約1300万回に(普通に考えたら凄いんですけど)留まっています。それでも個人的にはアルバム中で最も好きな1曲で、他の有名シングル曲と同様に、もっと評価されてほしいなあと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!