※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、ブリッツクリーグ(BRITZKRIEG)が、1981年にリリースした1枚目のシングル『Buried Alive』に収録。
メタリカにカヴァーされて再注目されたNWOBHM勢で、ダイヤモンド・ヘッドに続いてまず思い浮かぶのが、このブリッツクリーグでしょう。バンドのテーマ曲「Britzkrieg」のカヴァーのハマり具合は、メタリカ史上でも1,2を争うものでしたし、カヴァーした側、された側両者にとって意味があったように思えますね。
ブリッツクリーグは、NWOBHMマニアなら誰もが好きであろうシンガー、ブライアン・ロスらを中心に80年にレスターで結成され、途中で以前ご紹介したアヴェンジャーやセイタンを経ながらも、ブライアンのライフワークのごとく、永きに渡り活動を続けています。
音源もコンスタントに相当数リリースしながら、NWOBHMの血脈を地道に紡ぎ続けていますね。近年も良質な作品や楽曲を生み出していますが、やはりNWOBHM期の音源と、85年のニートからのデビューアルバム『A Time of Changes』が、未だに語られるのは致し方無いでしょう。
ストリーミングで90年以降の作品は多数アップされているものの、『A Time of Changes』は未解禁ですね。。それでもニート関連のコンピ作が幾つかアップされており、『The Neat Singles Collection,Vol.One』でアルバムヴァージョンの「Britzkrieg」をこっそり聴くことができます。
今回は、同コンピにもう1曲アップされている「Buried Alive」をピックアップしました!オリジナルのEPでは「Britzkrieg」とカップリングで収録されていますね。典型的なNWOBHM風味のリフと、ブライアンの歌唱、声質がたっぷり堪能でき、「Britzkrieg」い負けず劣らずの魅力を持った、シンプルゆえにクセになるヘヴィ・メタル・チューンです!
コンピ収録は、91年にリレコーディングされた『Ten Years of Blitzkrieg』のヴァージョンで、BPMも大幅に速くリフもゴリゴリしていて、むしろメタリカっぽくなっているのは面白いですね。
ストリーミングでは他に初期音源集もアップされており、こちらでは81年のスタジオライヴが堪能できるので、聴き比べるのも面白いでしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!