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【楽曲紹介】オビチュアリー(OBITUARY)「Gates to Hell」

※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュ / デス・メタル系を紹介していきます。

 

アメリカのデス・メタル・バンド、オビチュアリー(OBITUARY)が、1989年にリリースした1枚目のアルバム『Slowly We Rot』の6曲目に収録。

 

それなりに長くHM/HRジャンルを聴いていると、いろんな感情を与えてくれるカテゴリーやアーティストに出会ってきましたけど、このオビチュアリーというバンドが最初に与えてくれた感情は、言葉にできないあんぐりと口を開けるような驚きでしたね〜。

 

いわゆるフロリダを起点とするデス・メタルのパイオニアのひとつなわけですが、このジョン・ターデイーによる本格的な「デスヴォイス」があまりに強烈に感じたんです。確かこういうやばい系の輸入盤ばかりを発掘してる知人から聴かせてもらったと記憶してます。

 

筆者自体は隆盛するスラッシュ・メタルにちょうどのめり込んでおり、より過激なものを求めてた時期なので、もっと凄いのあるよ!みたいに教えてもらって聴いてみると、、ジョンの声がガチで吐いてるみたい(汗)に聞こえて、正直大笑いしちゃいました(笑)。

 

ギターの潰れまくった音も不気味ですげーなーと思いましたけど、演奏は案外まともで上手いし、激走するドラムやリフは文句なくスラッシーでカッコ良い!スラッシュの延長線として聴けたので、大笑いしながらもすぐに気に入ってしまいました。

 

そんな本格デスメタルほぼ初体験的な本作から、今回は激走デスラッシュ・チューンの「Gates to Hell」をピックアップしました!3分足らずの短さで突如フェイドアウトするのはご愛嬌ですが、デスらしいスローパートと激走パートのリズムチェンジがお手本のようにキマった1曲ですね〜。

 

当時行った初来日公演も思い出します。今考えるとデス・メタル史上初の来日公演だったんですかね?ステージからなんか飛んでこないか?とか、恐ろしいことが起きないか?とか(笑)色々妄想が膨らんで、ホラー映画を観に行くみたいな感覚で、真面目に戦々恐々としてましからね。

 

いざライヴが始まると、演奏が凶悪で凄まじいんですけど、MCに入ると恐ろしいくらいに囁くような優しい声でほのぼのしてて(笑)、イメージ違いすぎ!とずっこけそうになった楽しいライヴでした。

 

今ではどんなデスヴォイスを聴いても笑うことはなくなりましたし、人間の慣れというのは恐ろしいものですね!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Gates to Hell

Gates to Hell

  • オビチュアリー
  • メタル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes