※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
デンマークのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、フェイト(FATE)が、1990年にリリースした4枚目のアルバム『Scratch'n Sniff』の7曲目に収録。
先日マティアス・エクルンド率いるフリーク・キッチンをご紹介しましたが、マティアス在籍時のフェイトを取り上げるのがまだだったなあと思いだしたので、今回はこちらでいってみましょう~。
以前のブログでマティアス加入前のフェイトも紹介していますが、次作の3枚目も含め、北欧メロハーの典型と言えるサウンドスタイルを貫いていました。
順調に映ったバンド活動の中で、ギタリストがマティアス、さらにボーカルがパー・ヘンリクセンにチェンジ。専任キーボードもいなくなった4人編成によって、90年代に突入したところで心機一転リリースされたのが本作でした。
メロハー好きとしては、キーボード不在へのメンバーチェンジに懐疑的でしたし、東芝からの日本盤は例によって3000円と割高で、当時は正直迷いつつ購入したCDでしたが、、これが大当たり!フェイト史上の最高傑作に仕上げてきたのには驚きましたね~。
売りとなるメロディアスさと北欧らしい透明感をしっかり残しつつも、エッジの効いたアレンジで聴かせる楽曲は、よりソングライティングの幅も広がり、どれも充実した出来映えを感じさせるものでした。
ゲイリー・バーデンのようなスムーズ過ぎない声質で、かつヘタウマでない(汗)しっかり歌えるパーのボーカルも新たな魅力となりましたし、何より、日本製のラジカセから出力したという独特のトレブリーな音色で、曲中の至る所でピロピロと絡みつく、マティアスのギターの凄いこと!
そこそこ出しゃばりつつも、ギリギリのところで曲を邪魔しない(笑)その超絶プレイが、楽曲に強烈なスパイスとしてアクセントをつけており、北欧メロハーとしては他にない個性的な音世界を作ることに成功していますね~。
今回ピックアップした「Larry」は、ワイルドでアメリカンなノリのリフから一転して、強いフックと分厚いコーラスの美サビへと絶妙に展開していくメロディアス・ハード・ロック・チューンです!日本語の邦題は「俺の名はラリー」でした(笑)。
注目のマティアスのプレイも、ここでは与えられた小節数をフルに使って、技やフレーズを出し切ってる感がいいですね~。マティアス唯一の参加作にして奇跡的なバランスで生み出された名盤をこれからも楽しんでいきたいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
