※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!
アメリカのハード・ロック・シンガー、セバスチャン・バック(Sebastian Bach)が、2024年5月10日、約10年ぶり4枚目のニュー・アルバム『Child Within the Man』をリリースしました。
連休期間に新作をまとめて聴いたつもりでしたが、続々とストリーミングでちょっと聴いてみたい注目盤が出てきますね。ということで今週末も新作レビューでいってみましょう〜。
80年代末から90年代初頭に、若きHM/HRの象徴的存在の一人として、イケメンかつぶっ飛びキャラ(笑)でシーンを席巻したバズことセバスチャン・バックも、今年で56歳ですか〜。いやはや、時の流れを感じてしまいます。
ソロ作として10年ぶり!で、そんなに間が空いていたとはちょっと意外でしたね。前2作はお馴染みフロンティアーズからのリリースでしたけど、今回はケリー・キングやディーサイドも手がける、ニュークリアブラストの関係者による新進レーベル、レイニング・フォニックス・ミュージックからのリリースになっています。
セバスチャンのバンドメンバーは、デヴィン・ブロンソン (G)、トッド・カーンズ (B)、
ジェレミー・コルソン (Ds)ですが、今回はゲスト陣が豪華で、モトリー・クルーのジョン5、スティーヴ・スティーヴンス、オリアンティというギタリスト陣に加え、マイルス・ケネディも参加。ソングライティングにも関わっており、バズ曰く、マジで10年かけて作った!、という気合いにふさわしい布陣が揃いました。
正直、大した期待もせずに(汗)サクッと聞き始めたんですが、確かにそんな事前情報に違わず、想像以上に中々良い出来じゃないですか〜。基本はこれまで通りのモダンなヘヴィネスに覆われつつも、決して重々しい感じはなく、随所にさりげないメロディのフックが用意され、キャッチーとさえ呼びたくなりますね。
やはりゲスト陣との共作で新たなエレメントや刺激が注入され、楽曲に幅が広がったのも大きいでしょうし、強靭なシャウトからバラードにふさわしいしっとり系まで、それらを歌い切るバズの変幻自在な素晴らしい歌唱ぶりも光ります。
今回の一風変わったジャケはバズの父親作なんですが、このカラフルな色味が表すような多彩の色合いを持つ、10年かけただけある力作と言えるでしょう。音像こそ現代風でヘヴィとはいえ、80年代末〜90年代初頭を思わせるキャッチーな要素と、エナジー満点のバズが戻ってくると、必然的にスキッド・ロウを想起させるわけで、、、。
スキッズの方も以前レビューしたように新作が中々の出来でしたので、結局のところ、i今の両者の状態でなんとか再合流とか実現しないですかね(笑)。
まあ、それはともかくとして、初期スキッド・ロウでバズに対してのイメージが止まっている筆者のような方々でも、十分楽しめる作品だと思います!リードトラックの80sテイストのMVもApple Musicで堪能してほしいところです。
今回はアルバムの8曲目に収録されたスティーヴ・スティーヴンスとのコラボによる「F.U. 」をピックアップしました!ノリ良くドライヴィングするハード・ロックンロールですが、きっちりと構築されたテクニカルなフレーズを弾ききるスティーヴのソロは聞きどころでしょう。抑えめに歌いつつ、最後に強烈なシャウトをぶちかますバズの歌唱もクールですね!
聴いてほしい度
84%
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