※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンド、 クライオニック・テンプル(CRYONIC TEMPLE)が、2003年にリリースした2枚目のアルバム『Blood, Guts & Glory』の2曲目に収録。
1996年にエサ・アウホネン(B)を中心に結成された5人編成のメロディック・パワー・メタラー、クライオニック・テンプル。マニアックな存在ながらも、クサメロを充満させた男くさいパワー・メタルを一貫して奏でてきました。
2002年に『Chapter I』でデビュー後、メロパワマニア御用達のドイツ、Limb Musicと契約。同レーベルから『Blood, Guts & Glory』と2005年に『In Thy Power』をリリースし日本盤化もされましたが、メンバーチェンジ後の2008年の4枚目を境に音沙汰が途絶えます。
そして、9年後の2017年に再びメンバーチェンジを経て、突如5枚目で復活。さらに翌年にもアルバムをリリースし、ミニフェス形式で来日もしましたので、日本の一部マニアにもその存在が浸透したでしょう。
音源としてはLimb時代の2枚が一番良いでしょうけど、「メタルタイトル」というところで言えば、「Heavy Metal Never Dies」「Metal Brothers」を連発してるデビュー作でしょうね~。2枚目の日本盤ボーナスでは「Metal No.1」、3枚目では「Eternal Flames Of Metal」と、まさに絶好調!シンガーの名前からして「グレン・メタル」ですからね(笑)。
ストリーミングでは1枚目と2枚目のボーナストラックは未解禁ですので、今回はメタルタイトル括りで2枚目にもう1曲収録された「Mercenaries Of Metal - The Quest Pt I」をピックアップしました!
後半に別タイトルのPart2が収録されていますけど、組曲ではなく単独で楽しめます。いかにもLimbが好みそうなキーパーでクッサクサのメロディが展開されていますが、ザクザクのリフに代表される正統派のメタルテイストもしっかり感じられます。
グレン・メタルさんがヘタウマのパワータイプなので(汗)、ハイトーンでもっと歌えるシンガーだったら、日本でもう少し注目されたかもしれません。
ぜひ、一度聴いてみてください!