※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
アメリカのハード・ロック ・バンド、ボン・ジョヴィ(BON JOVI)が、2014年にリリースした2枚組アルバム『New Jersey(Deluxe Edition)』の13曲目に収録。
発売されたばかりの最新アルバム『Forever』にちなんで、今週はボン・ジョヴィ関連のアルバムや楽曲から選んでいっています。
『New Jersey』はご承知通り、1988年にリリースした4枚目のアルバムですが、多くの未発表曲デモを付加して後年に世に送り出されたのが、本デラックスヴァージョンでした。
もともと『New Jersey』は、当時デズモンド・チャイルドとのタッグでクリエイティヴィティの絶頂期だったボン・ジョヴィが、たくさん曲創って2枚組の作品にしてやるぞ~と意気込んで制作が進んでいました。ところが値段も上がってしまう売りにくさを懸念したレコード会社側の主張と折り合わず、結果的に通常の1枚もののアルバムとして発表された経緯があります。
それだけに本編には収録されず泣く泣くお蔵入りになった楽曲がたくさんあったわけですが、今回ピックアップした「Love Is War」もそんなアウトテイク扱いになった楽曲のひとつでした。この曲はデモ段階でなくちゃんとレコーディングされ、1988年のシングル「Living In Sin」のカップリングとして正式リリースされています。
そのサウンドやメロディは、まさにボン・ジョヴィ節のど真ん中炸裂しまくり!で、メジャー感バリバリの哀愁あるキャッチーなメロディアス・ハード・ロック佳曲に仕上がっています。意図的に「You Give Love A Bad Name」の二匹目のドジョウを狙ったらしいんですが、本家の手にかかると、当たり前ですけどレベルが違いますね(笑)~。
『Slippery When Wet』の発売タイミングで、日本企画盤に収められた「Borderline」(これは残念ながらストリーミング未解禁です)もそうでしたが、ボン・ジョヴィのアルバムの未収録曲は謎にクオリティが高くて侮れません。熱心なファンのみならず、改めて必聴の1曲といえるでしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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