※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュ / デス・メタル系を紹介していきます。
アメリカのスラッシュ・メタル・バンド、デモリッション・ハマー(DEMOLITON HAMMER)が、1990年にリリースした1枚目のアルバム『Tortured Existence』の5曲目に収録。
古今東西、いわゆる「クソジャケ」が横行しがちなメタルシーンですけど、このデモリッション・ハマーのデビュー作もなかなかの線をついてますよね~。溶けちゃいそうなオヤジ?の眼が、、グロさというかむしろ脱力感満載のジャケから、猛烈に聴く気が失せるかもしれません。
どうせZ級のデスメタルなんでしょ?と察してしまいますが、騙されてはいけません。実際にはクランチリフが次々と炸裂する、良質な疾走スラッシュ・メタルのオンパレード!90年代を迎え、典型的なスラッシュ勢がよりヘヴィネスを追求し始め、デスメタルへと主流が移り行く中で、デスボイスに逃げない希少な音を追及していました。
デモリッション・ハマーは1986年にニューヨークのブロンクスで結成されたスラッシャーで、スティーヴ・レイノルズがベースとボーカルを兼任する4人編成。1988年のデモで注目を集め、センチュリーメディアと契約。その第一弾がスコット・バーンズのプロデュースによる『Tortured Existence』でした。クソジャケに恐れをなしたのか(笑)、内容の良さにも関わらず日本盤はスルーされてますね。
1992年にはデス風味と重さを増しつつも、激烈なスラッシュはそのままに、デス風味と重さを増して、さらに音もジャケも(笑)クオリティを高めた『Epidemic of Violence』をリリース。1994年には『Time Bomb』をリリースしましたが、グルーヴィーになぅたサウンドが賛否を呼び、結局1995年には解散してしまいました。
一般的には2枚目の評価が高く実際クオリティもダントツと思いますが、個人的には未完成ながら、80sスラッシュに近いサウンドの1枚目が好みなので、今回はその中から「Infectious Hospital Waste」ピックアップしました!
引っかかるザックザクのクランチリフが心地よく、リズムパターンとリフを自在に変化させながら激烈に突き進む展開がクールなスラッシュ・メタル・チューンです!MVも存在するので、バンドも自信ある1曲だったんでしょう。
活動時期が80sスラッシュブームが去った後、さらには2000年代からのスラッシュ再評価の前というのが、ほんとバッドタイミングでしたね。今聴いても十分カッコイイので、ジャケには目をつぶって特に1,2枚目はストリーミングで試してほしいですね。
ちなみに2016年には再結成を果たしましたが、新しい音源は目下届いていません。
ぜひ、一度聴いてみてください!
