※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュ / デス・メタル系を紹介していきます。
アメリカの スラッシュ・メタル・バンド、モービッド・セイント(MORBID SAINT)が、1990年にリリースした1枚目のアルバム『Spectrum of Death』の1曲目に収録。
アメリカ中西部の北部、ウィスコンシン州シボイガンで1984年と比較的シーン黎明期に結成されたスラッシャー、モービッド・セイント。その初音源は、1988年の8曲入りデモ『Lock Up Your Children』まで待つことになります。
このデモをプロデュースしたエリク・グレイフは、レーベルのエッジエンタテインメントのオーナーで、デスのチャック・シュルディナーのマネージャーでもあった人物ですね。
デモは400枚限定でライヴ時に配布されましたが、評判を呼びメキシコのレーベル、アヴァンダザ・メタリカとライセンス契約を締結。リリースにあたってはデモ時の音源をそのままに、タイトルを『Spectrum of Death』に変更。さらに赤鬼のエディ(笑)のような強烈なジャケのアートワークが用意され、デビューアルバムとしてリリースされました。
ライヴ活動と並行して畳みかけるように、次作として制作が進行していた『Destruction System』の一部となる、4曲入りのデモ『The Black Tape』を発表。アルバム自体は1992年にリリース予定でしたが、まさにこれからというタイミングでバンド活動は行き詰まり、、結局1994年に解散してしまいました。90年代を迎えてのシーンやトレンドの移り変わりと無関係でないかもしれません。
正式には当時『Spectrum of Death』のみが残されましたが、ここでは恐ろしいくらいに、ドカドカひたすらけたたましい!激音が詰め込まれています。今、一気に聴くのは体調と耳の状態が良好でないとキツイくらいですけど(笑)、1,2曲摘まんで聴くとひたすらカッコイイですね~。
今回ピックアップしたデモのタイトルにもなった「Lock Up Your Chirdren」は、勢いにまかせて疾走しまくる、激烈なスラッシュ・メタル・チューンです!エクソダス風の絶叫型のボーカルスタイルも相まって、全てをなぎ倒す勢いの轟音は凄まじいばかりですね~。
元々はデモだけに音質こそお世辞にも良くないものの、それもひっくるめて有無を言わせない突進力を体感できるスラッシュサウンドを放っています。演奏もしっかりしており、きちんとしたレコーディング環境下なら相応の作品を生み出したはず。当時日本未発売だったものの、熱烈なスラッシュマニアに指示されるだけあります。Spotifyの再生回数も約85万回とはスゴイですよ。
その後、2010年に再結成し、2015年には幻の『Destruction System』、今年2月には最新作まで完成。全てストリーミングで全て聴けるので、デビュー作から遡ってみてほしいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
