※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!
※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
2024年8月28日、スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、ヒドラ(HYDRA)が、約2年ぶり2枚目のアルバム『Rehydration』をリリースしました。
デビュー作はフロンティアーズの毎月のリリースラッシュの中で埋もれてしまい、すっかりレビューするのを失念していまして(汗)、今回新作登場ということで仕切り直しでいってみましょう~。
北欧メロハーマニアには好評だった1枚目を経て、ヒドラ(カタカナ表記はTOTOみたいに「ハイドラ」じゃなくていいですかね?)が無事2枚目をコンスタントにリリースしてきました。フロンティアーズレコーズの新譜リストに載ってないのでアレレ?と思いきや、今回はセルフリリースで、日本先行発売のようですね。
ヒドラは、ストックホルムをベースに活動するポップミュージックのソングライターでアーティストでもある、ヘンリック・ヘドストロムが立ち上げた北欧メロハーバンドです。ヘンリックが長年の友人のダニエル・フローレスに声をかけ、それがきっかけでフロンティアーズと繋がりデビュー作のリリースに至りました。
実態としてはスタジオプロジェクトと称するのがぴったりなんでしょうけど、ヘンリックがキーボードとアコギ、ダニエルがドラムとキーボード、さらにアンディ・クラヴルヤカがボーカルとギターを前作に続き今回も担当しており、よりバンドらしさも生まれ始めているのかもしれません。
ちなみに、今回のジャケットが前作のイラストと配色が一緒なだけでなく、モーターボートがサーフィンしてる謎のイラスト(笑)もほぼほぼそっくり!ベルギーのクロスファイアのアルバムを彷彿とさせる(笑)クソジャケ(汗)脱力感に見舞われますね。。。
さて、肝心のサウンドの方も基本路線は前作と全く変わっておらず、キラキラしたポリシンセを主体としつつハードエッジなギターも効いた、80sライクで実に高品質なメロディアス・ハードが全編で展開されていきます。サウンドプロダクションも十分に良好でしょう。
楽曲やメロディの質は前作以上の充実ぶりで、どこまで進んでも捨て曲の類がないのはホント凄いですよ。ヘンリックの作曲センスは相当なもので、曲中の随所にメロディのフックが仕掛けられ、巧みなアレンジングで飽きずに一気に聴かせてくれます。ワーク・オブ・アートのロバート・サールみたく、メロハー作曲家としての職人技を感じるなあ~。
ヘンリックのシンセの音色センスや各メンバーのツボを得まくったパフォーマンスも素晴らしいですけど、アンディのテクニックとメロディセンスを同居させたギターワークも相当にレベルが高いですよ。ボーカルも担当するアンディの声質は、多少デニス・デ・ヤングを彷彿とさせるクセのあるハイトーンですけど、それも個性になってます。
昨今数多登場してきたネオ北欧メロハー勢やアリーナ産業ロック系にとどまらず、シンセを効果的に用いたアメリカン・プログレ・ハード風味が増強されているのが何よりいいですね~。オッサンならではの巧みな職人技が光ってますよね、
その分、前作時のMVを観ると見た目もかなりオッサン(汗)の集まりですし、前述のクソジャケ(汗)で聴く気が失せるかもですけど、、純粋に内容だけなら今年のメロハー系では抜きんでた良作のひとつなので、埋もれずに多くのHM/HRファンの耳に届いてほしいものです!
良曲がザックザク詰まった作品ですけど、今回はオープニングを飾る快活で勢いたっぷりな「We Belong」をピックアップしました!シンセの使い方やコードワークがモロにアメリカン・プログレ・ハードを踏襲していて、それを現代にアップデートした佳曲に仕上がっています!
聴いてほしい度
88%
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