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【楽曲紹介】ヴァン・ヘイレン(VAN HALEN)「Source of Infection」

※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!

 

アメリカのハード・ロック・バンド、ヴァン・ヘイレンVAN HALENが、1988年にリリースした8枚目のアルバム『OU812』の5曲目に収録。

 

今回も絶賛来日中のサミー・ヘイガー(半分ヴァン・ヘイレン)にちなんで、来日記念の紙ジャケCDが発売されたサミー時代の楽曲を行ってみましょう〜。

 

これまでヴァン・ヘイレンの楽曲は色々と取り上げてきましたけど、『OU812』からの選曲は初めてですね。発売された時は確かCD時代に突入していたので、アナログではなくCDで手に入れたように思えます。

 

一聴してみて、ヴァン・ヘイレンもえらく洗練されて少し大人しくなってしまったなあ〜という印象を受けました。オープニングの「Mine All Mine」からして、デジタル風味の強いアレンジでしたし、続く「When It's Love」は、めちゃくちゃ良い曲なんですけど静かめのしっとり系で、ちょっと戸惑ってしまったのも事実です。

 

即効性はなかったものの、むしろ後々に聴き込んでいくと、スルメ型で良い部分をたくさん見つけられるようになったアルバムですね。その中でも、今回ピックアップした「Source of Infection」は、ヴァン・ヘイレンの十八番と言える、高速シャッフルビートで駆け抜けるハード・ドライヴィンなロック・チューンです!

 

イントロのエディのタッピングからアレックスのドンドコドラミングが入ってくるあたりは「Hot for Teacher」を自ずと彷彿させますが、むしろ『戒厳令』収録の「Sinner's Swing!」のアッケラカンとしたノリに、一番近いテイストを感じます。

 

火を吹くようなインタープレイに乗せたサミーのボーカルは、デイヴとは違ったテイストでこうしたタイプの楽曲にもしっかりアジャストしていますね。そして、エディのトレードマークのテクニックを次々と繰り出すギタープレイは、エキサイティングながらもすでに円熟の領域で息をもつかせません。

 

昨日の「Get Up」でも思いましたけど、こうしたタイプの楽曲が1、2曲目あたりにきたら、アルバムの印象は随分変わったでしょうね。これも高速ナンバーのメドレーとかでも良いので、ライヴで聴いてみたかった。。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Source of Infection

Source of Infection

  • provided courtesy of iTunes