※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
アメリカのメロディアス・ハード・ロック ・プロジェクト、ラモス・ヒューゴ(RAMOS-HUGO)が、2008年にリリースした1枚目のアルバム『The Dream』の5曲目に収録。
今回のメロハー括りは、ちょっと前のフロンティアーズ関連からいってみましょう~。ラモス・ヒューゴは、メロハーマニアにお馴染みのギタリスト、ジョシュ・ラモスと、これまたお馴染みのシンガー、ヒューゴの名前をそのまま冠したプロジェクトですね。
ラモスに関しては、ザ・ストーム、L.R.S.、ル・マンといった音源を、ヒューゴに関してもソロ名義、ヴァレンタイン、ヒューゴズ・ボヤージュ、オープン・スカイズといった音源を、当ブログでそれぞれご紹介してきました。
2人ともメロディアスなロックをクリエイトすることに関しては、非凡な能力がある人たちですし、これまで色んなバンドやプロジェクトに借り出されているので、クレジットされる音源も多数に渡っていますね。
ラモスといえば、ニール・ショーン的な伸びやかでメロディアスなギタープレイ、ヒューゴといえば、スティーヴ・ペリーが憑依したような声質とボーカルスタイルが特徴なわけで、この2人が組んだら、期待される音楽性はひとつしかありえないでしょう。
というわけで、その期待に200%応えるべく、いい意味で全く捻らずに「そのまんまジャーニー」、現行ジャーニー以上に「らしい」作風に仕上がっています。楽曲も実に粒揃いで最後まで飽きさせません。
プロデュースはフロンティアーズ御用達のファブリッシオ・グロッシー、ミックスはデニス・ワードでプロダクションも万全。ドラマーにジョン・マカルーソがクレジットされてますね。
泣きまくりのギターが炸裂する「Fools Game」も素晴らしいんですが、今回は選曲も捻らずに、「Bring Back This Love」をピックアップしました!ヒューゴのハイトーンを生かした、爽快でキャッチーな心躍るメロディアス・ハード・ロック・チューンです!
ありがちな曲調かもですがクオリティも高く、こういうのを聴くとメロハーってやっぱりいいなあ~としみじみ素直に思いますね。ジョシュはこの曲でもハードに弾きまくっており、彼のギターがフィーチャーされているのは個性といえるでしょう。
良質なプロジェクトでしたが1枚こっきりでしたので、いつか2枚目を聴いてみたいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!