※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、 ハロウィン(HALLOWEEN)が、1985年にリリースした1枚目のアルバム『Don't Metal with Evil』の4曲目に収録。
本日10月31日は毎年恒例のハロウィン!この日はジャーマン・メタルのハロウィンの楽曲をついつい聴いてしまうのは、「メタル好きあるある」でしょうね〜笑。当ブログでも2度ほどハロウィンの楽曲をこの日にご紹介しましたけど、今年はひねくれて「違う方のハロウィン」でいってみましょう〜。
こちらはドイツではなく、アメリカ・ミシガン州デトロイトで1981年に結成された別バンドのハロウィン。英語のスペルが「HELLO」ではなく、こちらは「HALLO」ですね(カタカナ表記は一緒になっちゃうなあ笑)。当初はビッチと名乗っていましたが、1983年にハロウィンに改名していますから、こちらの方がタイミング的には後発ですかね。
そんな別ハロウィンは、自主制作のモーター・シティ・メタル・レコーズ(凄い名前笑)から、本作『Don't Metal with Evil』を提げデビューします。そのジャケットに「デトロイトのヘヴィ・メタル・ホラーショー 」と書かれていますが、疾走感溢れる80sの正統派USメタルの匂いをプンつかせたワイルドなサウンドを披露しています。
例えるとリジー・ボーデンに一番近い雰囲気を感じますが、初期モトリー・クルーのような荒々しいテイストも放散していますね〜。ライヴでは、やはりリジーのごとく、シアトリカルなステージングを披露。癖のあるハイトーンを繰り出す白塗りでインパクト絶大のシンガーなど、ルックスやイメージもホラーテイストを先駆的に実践していたバンドのひとつといえるでしょう。
筆者は1987年のUSメタルのコンピ『L'Amour Rocks』でこちらのハロウィンを初めて聴いたんですが、ジャーマンの方と勘違いして聴いたので、あまりに方向性が違いマニアックで驚いた記憶があります。
今回ピックアップしたハロウィンの日にぴったりな「Trick or Treat」は、スピード感のあるガリガリしたリフとリズムでアグレッシブに推しまくる、典型的な80sUSヘヴィ・メタル・チューンです!
イントロには、ドアの呼び出し音から子供達の”Trick or Treat”の掛け声が入っていて、ハロウィンらしい雰囲気もバッチリ。そのまま曲になだれ込みますので、ハロウィンの夜に聴くにはぴったりの1曲でしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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