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2024年10月23日、デンマークのメロディアス・ハード・ロック・バンド、フェイト(FATE)の約11年ぶり8枚目のアルバム『Reconnect N' Ignite』がリリースされました。
プリティ・メイズと並ぶメロディアス系のデニッシュ・メタルの古参、フェイトから10年ぶり以上に新しい音源が届きました〜。近年フロンティアーズと契約して再始動後のアルバムも再発されていましたが、ようやく新音源のフロンティアーズ第一弾になります。
その結成は1984年に遡りますので、途中の解散期間はあるものの、ある意味30周年を記念するアルバムということになりますね。その間メンバーの入れ替わりも激しく、結成以来のメンバーは、ベースのピーター・ステインクだけとなっていますが、サウンド面の現在の要は、2011年から参加したギターのトーベン・エネヴォルドセンでしょう。
確固たるテクニックとメロディックでプレイを兼ね備えた、非凡なる才能を持ったトーベンが加入してからの2枚のアルバム『Ghost From The Past 』『If Not For The Devil 』が実に素晴らしかったので、10年待ちに待った本作への期待は、北欧メロハーファンなら大きいものがあったでしょう。
フェイトの変わらないロゴが刻印されたアートワークを見ながら聴いてみたんですが、う〜ん、なんでしょう、なんとも微妙というか惜しいというか、これじゃない感が少しばかり強いんですよね。。
フロンティアーズクオリティの音圧高めで、クオリティ十分なサウンドメイキングなんですけど、かなりストロングでエッジの効いた音像で、北欧らしい透明感はさほど感じられず、必然的にメロディのフックも多少弱めな印象を受けてしまいます。
一番のネックはボーカルでしょうか。ダミ声とは言わないものの、クリアな声質ではなくかなり潰したような商法は、全体のワイルドな印象を支配しているよう聴こえてしまいますね。
前2作のダグフィン・ヤンセンの声質が、いわゆる北欧メロハー声(笑)で気に入っていたので、変わったのはすぐにわかったんですが、なんと名作『Scratch 'n' Sniff』で歌ってるパー・ヤンソン(スペルは変わってますけど)に戻ったなんて、本当ですか??なんか歌の印象が随分違うなあ。。
そういう事実を知って、リピしてみると確かに”らしい”部分も散見されますけど、前作が良すぎたんですかね。ボーカルが変わるだけで色々ガラッと変わることを改めて痛感させられました〜。
ということで、今回はアルバムの3曲目に収録された「This Won't Last」をピックアップしました!イントロからシンセやシーケンサーがフィーチャーされて、比較的メロディアス度高めな1曲に仕上がっています。
聴いてほしい度
70%
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