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【新作レビュー】ライオンヴィル(LIONVILLE)『Nothing Is Over』

※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!

 

2024年11月15日、イタリアのメロディアス・ハード・ロック・バンド、ライオンヴィル(LIONVILLE)が、約2年8ヶ月ぶり6枚目のニュー・アルバム『Nothing Is Over』をリリースしました。

 

メロハー系の新譜強化週間としていくつかご紹介してきましたが、今回は真打ち登場!ということで、ライオンヴィルをいってみましょう~。

 

2010年代以降に登場した、比較的新世代のメロハー勢の中でも、個人的に特に推してきたひとつがライオンヴィルです。前作も当ブログでレビューしたんですが、振り返ると結構な高い評価をしてましたね(笑)。

ライオンヴィルはバンドというより、実質はイタリアのジェノヴァ出身で、ギタリスト、プロデューサー、ソングライターをマルチにこなす、ステファノ・リオネッティによるメロハープロジェクトです。

 

プロジェクトにおける重要なパートナーが、ワーク・オブ・アート等でお馴染みの北欧メロハー職人の一人、シンガーのラーズ・サフサンドでした。才能豊かなステファーノに、卓越したセンスを持つラーズが加わることで、ライオンヴィルのクオリティの高いメロハーが完成していたのは間違いないでしょう。

 

ところが、今作はなんとラーズが不参加との悲報が。。期待以上に不安が交錯しましたけど、ストリーミングで解禁された先行曲は、まずまずライオンズヴィルらしい出来栄えで、少しホッとしましたね。

 

注目のラーズの後任シンガーは、アート・ネイションやクラウンにも参加しているアレクサンダー・ストランデル。メロハーファンにも好評価を受けた作品を生み出してきたシンガーなので、ラーズに特にこだわりがなかったリスナーには、さほど違和感がないでしょう。

 

重要なソングライティング面では、ステファーノは勿論、ステファーノと共作してきたレニー・マカルーソも楽曲作りに引き続き関与しているので、シンガー以外にアルバムの制作面で大きな変化はありません。

 

そうした点からも、これまで5作、ライオンヴィルの創り出すメロハーに魅了されてきたメロディ愛好家であれば、いささかの失望も感じないはず。初聴では、前半の入りが少し地味な印象がしたので、少々不安がよぎったものの、随所に含まれるメロディの強いフックとコーラスラインに彩られた、美しいメロハーワールドを堪能できるでしょう。メロハー系のリリースラッシュの中では、やはりダントツの出来ですね。

 

個人的には、ラーズの魅惑のボイスやハーモニーに加え、やはり楽曲のアレンジ面など、これまでは細かい部分でラーズのセンスや色合いが出ていたので、それが無くなった分の違いや物足らなさは多少感じたのも事実。変わらず最上クオリティのメロハー作品を継続リリースしてくれたことには十分に感謝しつつも、前作との評価ではほんの少し落ちるかな〜というのが正直なところでした。

 

今回は6曲目「Nothing Is Over」をピックアップしました!曲タイトルを見ずにセレクトしたんですけど、アルバムタイトルチューンだと後で知って、やはりいい曲を持ってくるなあという印象ですね。比較的アップテンポで爽快に駆け抜けていく、珠玉のメロハーが楽しめます!

 

聴いてほしい度

88

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Nothing Is Over

Nothing Is Over

  • Lionville
  • ハードロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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