※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・シンガー、ロン・キール(Ron Keel)が、2024年にリリースした5枚目のソロアルバム『Keelworld』の5曲目に、フィーチャリング・スティーラー(feat. STEELER)名義で収録。
つい先日のネット系のメタルニュースで「ロン・キールがスティーラーとして40年以上ぶりとなる新曲をリリース」という一文を見て、「マジか!」と仰天。「あの」ロゴマークのバックドロップを前に演奏するMVまであって、「まさかイングヴェイはいないよなあ~」と、いるわけないのに1%くらい期待してしまいました(笑)。
詳しいファンの方ならご存じだったんでしょうが、今回ピックアップした「Give Me Guitars (Or Give Me Death)」は、8月にロン・キールとしてリリースしたソロ作にすでに収録されていたんですね。新作レビューも含めてすっかりスルーしてました(汗)。
この時はフィーチャリング名義だったのを、スティーラーとしての新曲として、MVとともに改めてアナウンスしたということでしょう。それにしても80sのHM/HRを愛する方々には、筆者も以前当ブログで取り上げてましたが、スティーラーは特別に印象的なバンドのひとつでしょうね。
かのイングヴェイにしても、ロンにしてもキャリアの原点のひとつですし、輸入盤が異例の大ヒットをした作品で、手に入れた時の喜びもひとしおだったのを思い出します。
そんなスティーラー名義で、今回はロンに加え、ミッチ・ペリー(G)、リック・フォックス(B)、マーク・エドワーズ(Ds)と懐かしさでいっぱいになるメンツが勢ぞろい!
ロンが書き下ろした楽曲も、80sのあの栄光の時代のテイストと敬意に満ち溢れたもので、聴実にしっくり聴けると同時に、自然と熱いものがこみ上げてきます。こういう魂のこもった復活は大歓迎ですね。
MVの方でも4人の元気の姿が確認できます。スキンヘッドのロンには仰天させられますけど(笑)、タイトル通りギターを持って元気そのもの。ミッチはプレイも見た目も変わらなくて最高だなあ~。マークを見てるとライオンが聴きたくなってきたぞ(笑)。
イングヴェイが奇跡的に参加してくれたら面白かったんですけど、ロンの「僕らは違う動物で、同じ動物園には属さないんだ」というコメントが全てでしょう。来年にはスティーラーのドキュメンタリー映画も予定されてるとか。精力的に音楽活動を続けるロンだけに、その動向にも注目していきたいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
MVはこちら!