※古きを聴いて新しきを知る。遠い昔になった時代の楽曲を振り返ります!
カナダのハード・ロック・バンド、バックマン・ターナー・オーヴァードライヴ(BACKMAN TURNER OVERDRIVE)が、1974年にリリースした3枚目のアルバム『Not Fragile』の2曲目に収録。
個人的に大好きなカナディアン・ハード・ロッカーの楽曲はたくさん紹介してきましたけど、その始祖的な存在のひとつが、このバックマン・ターナー・オーヴァードライヴでしょう。やたらと長いバンド名なので、BTOと略すことが多いですね。
BTOはマニトバのウィニペグ出身で、元ゲス・フーのギタリストであるランディ・バックマンを中心に、ランディ(Vo,G)との3兄弟のティム(G)とロビー(Ds)、さらにフレッド・ターナー(B)を加えたメンバーで、1973年に結成されました。同年にはセルフタイトルを冠したアルバムでマーキュリーからデビュー。日本盤も出ており、ヘヴィな色合いも濃いハード・ロックを披露しました。
さらに同年末には2枚目のアルバムを早くもリリース。バンドの活動も評価も勢いを増す中で、翌年畳み掛けるように制作しリリースされたのが、3枚目にしてBTOの代表作『Not Fragile』でした。日本では「驚異のロックンロール・マシーン」の邦題がつけられています。
本作では、ティムに変わり、ブレア・ソーントン(G)が加わり、ヘヴィなナンバーからお得意の豪快なハード・ロックンロール&ブギーに加え、ヒットを狙えるキャッチーでポップな要素も絶妙に加味。粒揃いの楽曲をずらりと揃え、見事に全米ビルボードチャート1位に栄冠に輝いたんですね〜。
今回ピックアップした「You Ain't Seen Nothing Yet」は、まさにキャッチーサイドの楽曲で、全米1位を始め各国のヒットチャートを軒並み賑わせた、名実ともにBTOの代表曲と言えるユニークなハード・ロック・チューンです!
シンプルながらもよく練られた、キャッチーなフィーリングとメロディが実に心地よい楽曲ですけど、印象付けているのが、ランディが歌う吃音を繰り返す歌い回しでしょう。これはランディが吃音の弟にむけて、ジョークでレコーディングしたのがきっかけだったというエピソード残っていますが、それが全米1位を獲得するわけですから音楽の面白さを感じますよね。
Spotifyでの再生回数は、なんと約2億6000万回!いかに世界中で支持されてきた楽曲かがわかります。そんな超有名曲に対して失礼ですけど、日本での知名度から敢えて言いたいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
