※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!
2024年12月10日、日本の女性ハード・ロック・バンド、KOIAIの3枚目のEP『Come See Me』がリリースされました。
日本のガールズ系では、今年筆者がHAGANEとともにいち推しのKOIAIが、待望の新音源を発表してくれました~。実際には、タイトル曲の「Come See Me」のMVが先行で数か月前に公開され、ライヴでもすでに披露。CDではバンド直販でリリース済でしたが、待望の配信、ストリーミングも開始されましたね。
KOIAI、前身のLi-sa-X BANDの楽曲も当ブログで一度ご紹介していました~。
宇多田ヒカルの「Automatic」の俊逸なカヴァーですっかり魅了され、ハードフュージョン風味のあるオリジナルも聴いてみたいなと思ったところに、ドンピシャで本EPのタイトル曲「Come See Me」が爆誕!
以前プチライヴレポでもご紹介してましたが、、
TOTO風味も滲ませたBPMの速さにたよらない壮大な珠玉の楽曲を聴いて、さらにKOIAIへの期待が高まったところでしたから、本EPへのワクドキ感は相当に高いものがありましたね~。結果としては期待の遥か上をいく内容で、KOIAI、やってくれました!
全5曲が用意され、タイトル曲以外にLi-sa-X BAND時代の「Just Be My Treasure」が入っているので、新曲は3曲。そのどれもがバラバラな色合いを持った方向性、曲調なんですが、しっかりとKOIAI色に染まって統一感があるのが不思議なんですよね。
例えば、シンガーKotonoのバックボーンにあるラップ調の要素まで取り入れたりしてるものの、そうした若さゆえの大胆な試みも、サラッと違和感なく実にナチュラルなので、個人的には苦手なラップ要素でも全然聴けちゃいます。
それも、KOIAIの楽曲やバンドキャラを支配している、スマートでスタイリッシュ、テクニカルでインテリジェントなムードが、得も言えず心地よいからこそでしょう。だからといって柔すぎる印象は全くなく、ロックが持つべきエナジーもしっかり内包しているのが魅力ですね。
メタル系のバックボーンを持つのはギターの葉月だけで、多ジャンルのテクニカルなギターを追求してきたLi-Sa-X、フュージョンを主軸にこれまた多ジャンルのドラムを追求してきた佐藤奏(Kanade)、そしてダンサーとしての一面もあるKotonoと、一見個性がバラバラなメンバーが絶妙なバランスで機能して生み出されているのが、KOIAIの音楽なんでしょう。
メタルのようでメタルじゃない、ハードロックのようでそれに決してとどまらない、一言で形容しがたい音楽性がKOIAIの個性であり最大の魅力でしょうね。個人的には「スタイリッシュ・ハード・ロック」とでも形容したくなりますね(笑)。
その個性を支えているのが、全員が待つ高いミュージシャンシップです。バックを務める3人プラス、サポートベースのわかざえもんの超絶技巧は、改めて語るまでもないですけど、今回生ドラムになったことで、ビシッと筋の通ったバンド感が一気に増したのが嬉しいところ。Kotonoの良い意味でロックとは真逆のソフトな脱力系ボーカルスタイルとの組み合わせが、ハマるとクセにまります。
すでにi Tunesのチャートにランクインするなど、海外でもファンベースを築きつつあるKOIAIですけど、無限のポテンシャルを活かして、メタルなのか否かとか、国内外とかジャンルも活動範囲も関係なく、スタイリッシュに暴れまわってほしいですね!
どれも素晴らしいんですが、やはり1曲ピックアップするなら「Come See Me」でしょう!聴けば聴くほどに味が出てくるいい曲だなあ~。
聴いてほしい度
92%
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