※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!
2025年2月7日、ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、マジェスティカ(MAJESTICA)が、約4年2ヶ月ぶり3枚目のアルバム『Power Train』をリリースしました。
年明けから小粒のモノも含めると、次々と日本盤CDでも新作が登場してまして、ストリーミングに上がる分だけでも到底試聴しきれず(汗)、気になったものや話題作だけご紹介しています。
マジェスティカはクリスマスのコンセプト作だった前作からも、早4年が経過しましたか〜。レイン・エクシードで25年前にキャリアをスタートした総帥トミー・ヨハンソン(Vo、G)。2016年にはサバトンのギタリストとしても活動しつつも、一貫してメロスピ/パワ道を追求してきました。
そんなトミーの高い才能が認められてレイン・エクシードは大手ニュークリアブラストに移籍し、同時にマジェスティカ名義に改めて活動を続けました。すでに来日公演も実現しましたが、2024年にはトミーがサバトンを脱退。今作はマジェスティカに完全にシフトした中での作品になりますね。
トミー以外のメンバーは、ペッテル・イェルぺ (G)、クリス・デイヴィッドソン (B)、ジョエル・コルベルグ (Ds)となります。ファンタジックなイメージを想起させる「パワートレイン」のアートワークが期待を駆り立ててくれますね〜。
そんな気持ちにしっかり応えるように、美麗なメロディが疾走感とシンフォニックなアレンジを伴い全編で乱舞!極上のメロディック・スピード&パワー・メタルの世界がこれでもかと展開されていきます。
80年代にハロウィンが隆盛した当時や、2000年代初頭のブームの頃は、貪るようにメロスピ・メロパワを聴きまくったんですけど、昨今はあまり感性が動かされずに、良いなあと素直に思える作品にもさほど出会えずにいたのも事実。
そんなメロスピ・メロパワ不感症?になりつつあるオールドファンにも、お勧めしたいようなクオリティの作品ですね〜。楽曲、メロディ、演奏、プロダクションと、定石を守りながらどれをとってもクオリティが高く、安心して世界観に身を委ねられますし、ちょっと聴いてみるかくらいの軽い気持ちでしたけど、一気に聴けちゃいましたね。かつてのブームの頃なら相当に日本で売れたんじゃないですか。
感動的なメロディや壮大な世界観を死守しつつも、必要以上に大仰や甘めにならず、ヘヴィ・メタルとしてのダイナミズムを感じさせてくれるのも良いところ。何より、強烈なハイトーンボイスと分厚いコーラスで見事に歌い上げながら、メロディックでテクニカルなギタープレイを連発する、トミーの恐るべき才能の賜物でしょうね。
大半は甲乙つけがたい出来ですが、今回はアルバム6曲目に収められた「Thunder Power」をピックアップしました!サビのメロディのフックの強さはアルバム中でも1、2を争うでしょう。
聴いてほしい度
87%
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