※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。
カナダのハード・ロック・バンド、スリック・トキシック(SLIK TOXIK)が、1992年にリリースした1枚目のアルバム『Doin' The Nasty』の2曲目に収録。
1988年にトロントで結成されたスリック・トキシック。シンガーのニック・ウォルシュらが在籍していたポートレイトというバンドを前身にしています。メンバーチェンジをしつつ体制を固め活動をする中で、トロント地区の関係者に注目され、提案を受けスリック・トキシックにバンド名を変更。さらにライヴも評価され新たなマネジメントとの繋がったのをきっかけに、メジャーに売り込むデモ制作の機会を幾つか得ました。
最終的にはデビュー作にも収められた6曲のデモが、EMIキャピタルに評価され1991年に契約。サーガやリー・アーロンらを手掛けたポール・グロスとアンソニー・ヴァンダーバーグのプロデュースで、1991年に4曲入EP「Smooth And Deadly」、翌年デビューフル作『Doin' The Nasty』をリリースしました。
92年といえば、グランジの波真っ只中で、ヘア/グラムメタル系はほぼ終了モードでしたけど、カナダのシーンはやはり1,2年タイムラグがあったんですかね~。メジャーレーベルがこの時期にこうしたバンドを契約、リリースしているのは改めて驚きと言えます。
音楽的にはルックスも含め「ジェネリックなスキッド・ロウ(笑)」という言葉がぴったり。もう少しスリージーな要素強めですけど、謎のジャケット(汗)を除けば、楽曲、演奏、そしてサウンドプロダクションと十分メジャーならではのクオリティが担保されますね。
当時日本盤が出てないのが不思議ですけど、カナダのバンド故のあるあるでしょう。本国カナダではチャートで61位、ゴールドディスクを獲得、93年のジュノー賞の最優秀ロックアルバム受賞と一定の評価を得て、北米でも有名バンドのオープニングを務めました。
それでも時代の波にはカナダ勢とて抗えず、A&Mから1994年に『Irrelevant』リリース後に解散。ニックのリボルバー、フェイマスグラウンド、モキシーを始め、何人かのメンバーは他バンドで音楽活動を続けました。
今回ピックアップした「Helluvatime」は、80sのヘア/グラムテイストを色濃く継承したハード・ロック・チューンです!シンガーの声質やキャラ、ハードエッジの効いたギターなども含めて、やはりスキッド・ロウを想起してしまいますね~。メジャー感あるMVも作られていて、MV自体も本国で賞を受賞しています。
ぜひ、一度聴いてみてください!
MVはこちら!
