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【新作レビュー】ダークシュナイダー (DIRKSCHNEIDER)『Balls To The Wall (Reloaded)』

※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!

 

2025年2月28日、ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ダークシュナイダー(DIRKSCHNEIDER)が、企画アルバム『Balls To The Wall (Reloaded)』をリリースしました。

 

メタル界のニコちゃん大王(笑)ウド・ダークシュナイダーが、ダークシュナイダー名義での新作をリリースしました〜。以前リリースしたカヴァーアルバムはソロ名義でしたけど、今回は一応バンドということですね。

とはいえ参加メンバー被っていて、ウドに加え、アンドレイ・スミルノフ(G)、ディー・ダマーズ(G)、ピーター・バルテス(B)、そして息子のスヴェン・ダークシュナイダー (Ds)となっています。

 

今回の企画内容が、アクセプトが1983年に発表した名盤『Balls To The Wall 』を再レコーディングしたもの、と見たときに「何回アクセプトネタをこすっとるんじゃい」と、正直ネガティヴな感情が湧いてしまいました。

 

この手のカヴァーやリレコーディングでオリジナルを超えることはまずないですし、何よりこの手の音源やライヴの企画を見るたびに、アクセプト本体とウドが袂を分かって、活動を続けている現状が、どうにももどかしくなるんですよね。。

 

そんなマイナスな感情を抱きつつとりあえずストリーミングで聴いてみたんですが、一曲目からぐいぐい引き込まれて、気がつけば最後まで「やっぱりアクセプトは良い曲が多いなあ〜」なんて思いながら、しっかり堪能してしまいました。

 

本家のピーターがいる演奏陣も素晴らしいんですが、原曲のキーやアレンジを最大限リスペクトして、イメージを崩さないように再現しているのが好感を持てます。現代風にアップデートしつつも、オリジナルのテイストを残したサウンドプロダクションもいい按配ですね。

 

さらに今回の企画の売りは、各曲でウドとともに歌唱しているゲスト陣の豊富さ。サバトンのヨアキム・ブロデーン、サクソンのビフ・バイフォード 、クリーターのミレ・ペトロッツァ 、アマランスとダイナスティのニルス・モリーン、ハロウィンのマイケル・キスク 、ブラザーズ・オブ・メタルのイルヴァ・エリクソン 、ダンコ・ジョーンズ、トゥイステッド・シスターのディー・スナイダー 、KK'sプリーストのティム・リッパー・オーエンス、ドロ・ペッシュと、ジャーマン系を中心にそうそうたるメンツですね。

 

このゲストがそれぞれの持ち味を活かせる楽曲に配置され、変わらぬウドの強靭なメタルボイスととともに、リスペクトたっぷりの歌唱で楽曲の良さを再発見させてくれます。有名なタイトル曲のヘヴィなイメージが色濃いですけど、こうした形で改めて触れると、多彩な内容だったことに気付かされるでしょう。

 

今回はアルバム5曲目に収められた「Losing More Than You've Ever Had」をピックアップしました!マイケル・キスクのゲストヴォイスがどんぴしゃにハマっていて、メロディアスサイドのアクセプトの隠れた名曲なのを知らしめてくれます!

 

聴いてほしい度

82

ピックアップ曲はこちら!

Losing More Than You've Ever Had (feat. Michael Kiske)

Losing More Than You've Ever Had (feat. Michael Kiske)

  • Dirkschneider
  • メタル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

アルバムはこちら!

Balls To The Wall Reloaded

Balls To The Wall Reloaded

  • Dirkschneider
  • メタル
  • ¥1681