※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、ザ・ハンサム・ビースツ(THE HANDSOME BEASTS)が、1981年にリリースした1枚目のアルバム『Beastiality』の5曲目に収録。
今回は久しぶりにNWOBHM関連をいってみましょう~。世に送り出された数多のメタル系アルバムで、いわゆる「クソジャケ」類は、アートワークの方向性問わず無数にありますが、このザ・ハンサム・ビーストのデビュー作は、メタルに留まらず洋楽全般でも相当上位に食い込む珍品として名高いですよね。
ストリーミングのおススメで本作が出てきまして、2025年にもなった今、スマホの画面でこのジャケを見ることになるとは、感慨深いものがありました(笑)。ジャケの話題に終始し、その音楽性の話題に行きつかないのが常なので(笑)、ここでは少し触れていきましょう~。
カルトなNWOBHMバンドとして語られるヌニートン出身のザ・ハンサム・ビースツの結成は、1972年まで遡ります。NWOBHM期にバンドを気に入ったポール・バーチは、メジャーレーベルに売り込みますがことごとく撃沈。ならばと自身でヘヴィ・メタル・レコーズを設立し、1980年にデビューEP『All Riot Now』をリリース。
1981年には「Breaker」「Sweeties」とEPを重ね、それらも収録したアルバムが『Beastiality』でした。EPではNWOBHMっぽいデザインやライヴ写真のジャケでしたけど、ユーモラスなインパクトに掛けたんでしょうか。。ブタさんと巨漢の男(がまさかシンガーのギャリー・ダロウェイで二度びっくり!)がドカーンと載った「動物達に餌を与えないでね~」の看板入りの衝撃のジャケのせいで、音楽二の次になってしまったのは皮肉なものです。
実際に聴いてみると、NWOBHMに根差しつつも、確かなキャリアの長さを感じるブギーやブルージーなテイストを滲ませたHM/HRを展開。奇をてらったジャケや見た目のインパクトとは裏腹に、B級C級とはいえ拍子抜けするほど普通に聴けちゃいますね。
今回ピックアップした「Local Heroes」は、リフやリズム雰囲気がもっともNWOBHMらしさを放散しているトラディッショナルなヘヴィ・メタル・チューンです!抜けのよいギャリーのエモーショナルなボーカルも中々いい感じですよ。
80年代中盤にバンドは活動を停止し、90年代に入り再結成したものの、2005年にギャリーが他界。その後もバンドは継続している模様です。あのジャケがなければ記憶にさえ残らないバンドだったんでしょうが、ストリーミングで先入観無しに音にも触れてはいかがでしょう。
ぜひ、一度聴いてみてください!
