※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!
2025年3月12日、日本の女性ハード・ロック・バンド、イースト・オブ・エデン(EAST OF EDEN)の1枚目のアルバム『The First Eden -Seeds Of Hope』がリリースされました。
リリースから少し時間が経ってしまいましたが、ガールズ系で今一番勢いがあり注目されているバンドのひとつ、イースト・オブ・エデンのフルアルバムが届きました~。
ガールズ系といえば、KOIAIのボーカルKotono脱退という非常に残念なニュースが届きましたが、イースト・オブ・エデンもギターのYukiが休養に入ることが、アルバム発売直後のタイミングで発表されましたね。リリース後のツアーは滞りなく行われてるので、ファンの皆さんは安心でしょうけど、関東ではZEPPがソールドアウトで追加公演とは中々の人気ぶりです。
昨年末にはベースのわかざえもんが脱退してどーなるかと思いきや、即MINAが加入。レーベルもラヴ・バイツとの被りを避けたのか、はたまた海外進出を視野に入れたのか、ビクターからワーナーに移籍。あれこれ目まぐるしく事態が進行したわりには、驚くほどスムーズにフルアルバムまでたどり着いた印象がしますね。
さて、注目の中身なんですが、以前楽曲をご紹介した時に書いた印象とさほど変わらず、ちょっと出来過ぎといえるほど、スキのない作品に仕上がっています。
イースト・オブ・エデンをHM/HRバンドと言えるのか否か、みたいな議論もあるかもですが、聴くポイントによってはハード・ロックでもあり、J-ROCKでもあり、はたまたアニソン風でもあり、聴き手の受け止め方で変わってくるでしょう。
高い技量を持った各メンバーのパフォーマンスが素晴らしいのは勿論で、逆にMINAに代わった影響は特に感じられません。楽曲も外部ライターを使い分けて狙いまくって作られただけに、当然に質の高いものになっています。和風テイストを取り入れた楽曲など、海外受けも視野に入れたぬかりない仕上がりと言えますね。
MINAをはじめ、各楽器の人気インフルエンサーも勢揃いで、それなら文句なしの100点満点でしょ、という話なんですけど、そう単純にいかないのがガールズ系HM/HRバンドの面白いところ。
キメキメのアー写や金掛かってそうな(笑)MVが象徴するように、がっつりプロデュースされて(オーバープロデュースというんでしょうか)、完璧であればあるほど作られた感が強く、バンドとしてのリアリティや個性が希薄になってしまうんですよね~。
楽曲やアレンジなど甘かろうが、少々緩い方がリアリティがあって、各人の持ち味も活きて個人的には面白みを感じます。音楽的にも万能で幅広くアピールするタイプよりも、器用でなくてもある程度フォーカスしてる方がむしろ魅力的に映るでしょう。
あとこれは好みの問題でしょうけど、あくまでもAyasaをプッシュしてるバンドなんで、バイオリンが終始曲中でフィーチャーされているのも、少々食傷気味になります。楽器の特性からヴァイオリンをロックに取り入れると、マイナーキーで荘厳なイメージの楽曲が多くなりがちですが、バンドのキャラ的にはカラッとポップに聴かせるような楽曲があればいいかも。
今回の1曲はストリーミングではアルバム最後に収められた「IKIZAMA」をピックアップしました!こういうアニソンにありがちなフック抜群のメロディやコード展開の楽曲はやはりハマってますね。
聴いてほしい度
70%
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