Streaming for METAL !

音楽ストリーミングサービス・サブスクで、ヘヴィ・メタル、ハード・ロックを味わい尽くそう!

【新作レビュー】エイリアン(ALIEN)『When Yesterday Comes Around』

※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!

 

2025年3月21日、スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンド、エイリアン(ALIENの約5年ぶり8枚目のアルバム『When Yesterday Comes Aroundがリリースされました。

 

まずはジャケットのアートワークを見た瞬間にびっくり!凍てついた氷河にそびえる塔のチーブなイラスト(汗)ですけど、エイリアンのデビュー作にして北欧メロハーのマスト作Alienのオリジナル盤、そのまんまの世界観ですからね~。

 

最初は彼らの80年代当時の未発表音源か何かかな?と思ったくらいなんですが、純粋なニューアルバムということで、ジャケを見た時点で内容の良さを勝手に確信してしまいました(笑)。

 

エイリアンといえば、前作Into the Futureが、これまたジャケのモノクロームなイメージ通り、冒頭からモダンでヘヴィなリフが飛び出す、がっかり系メロハー(汗)で、聴き進めるとメロディアスな要素も盛り込まれていたものの、全体の作風としては「これじゃない感」を強く抱いてしまいました。

 

日本盤でもリリースされていましたが、ただでさえ今どき引きのないエイリアンで、あの内容じゃ余計に売れなかったんでしょうね、、。今回、ヨーロッパではドイツのプライド&ジョイミュージックなんですけど、日本盤は現時点で予定なしのようです。う~ん、オールドファンにはジャケだけでも引きがあるので勿体ない。

 

今作のメンバーは、トニー・ボルグ大先生(G)、シンガーのジム・ジッドヘッド(Vo)、トビー・タラッチ(Ds)の3人。前作同様で、Alienオリジナル盤時のメンバーでもありますよね。

 

これだけ気持ちが盛り上がって、前作のように似合わぬヘヴィネスを押し出してたらどうしよう、と多少危惧しましたけど(笑)、それは杞憂に終わりました。今作では比較的アップテンポのオープニング曲からエンディングまで、これぞ80年代当時のエイリアンを必然的に想起させるサウンドテイスト、楽曲、メロディが散りばめられていて、80s北欧メロハーファンなら、これでしょコレ!と、思わず膝を打ちたくなる作風に仕上がっています。

 

北欧メロハーならではの透明感と、トニーが作る良い意味で線の細い、どこかおぼろげで美しいメロディラインやコードワーク、ギタープレイが、エイリアンならではの世界観へと誘ってくれます。ジムならではのハイトーンボイスによるボーカルも、齢を重ねてなお変わらぬ味わい深さで、実に素晴らしさですね~。

 

2025年の作品とは思えぬ、良い意味で今風の迫力のない(汗)、音圧の低いサウンドプロダクションが、前述のジャケの世界観同様に、80s当時のテイストを彷彿とさせるのに一役買っています。

 

と手放しで絶賛しまくってますけど、メロディのフック不足や楽曲の出来不出来もありますし、下記の聴いてほしい度はあくまで思い入れ加点が大きいということで(笑)。一般的には5、60%程度かと思いますが、80sの北欧メロハーに思い入れのある方々なら、なんらか刺さるところがあるはず。ツアーもやるらしいので、ただのおじさん達とはいえ、ライヴが観たくなるなあ~。

 

今回はアルバム2曲目「If Love Is Warをピックアップしました!アルバム中で最もわかりやすく、80年代当時のエイリアン独特のテイストを醸し出している良曲と言えるでしょう!

 

聴いてほしい度

90

オススメ曲はこちら!

If love is war

If love is war

  • provided courtesy of iTunes

アルバムはこちら!