※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュ / デス・メタル系を紹介していきます。
ドイツのスラッシュ・メタル・バンド、パラドックス(PARADOX)が、1989年にリリースした2枚目のアルバム『Heresy』の1曲目に収録。
「バラドックス」で検索すると、昨今では日本のガールズメタルバンドが出てきますけど(英語の綴りは最後にXを追加してますね)、やはりパラドックスと言えば、世代的にまずはジャーマン・スラッシャーの方を連想してしまいますね。
以前のコラムでも1曲紹介してたんですが、その時点では未解禁だった名盤『Heresy』が、いつの間にかストリーミングにアップされてました!
つい最近Apple Musicのおすすめに出てきて、大好きなレンガ模様の立体ロゴ(笑)を見て気づいたんですけど、再生回数をみると少し時間が経ってたみたい(汗)。レコメンド機能がイマイチでなんだかなあという感じですが、何はともあれ80sスラッシュを語る上でマストな一枚なので、まずはめでたしめでたしですね。
早速、久々に全編聴いたんですけど、やはりジャーマン・スラッシュの範疇に留まらない隠れた名盤だなあ~と改めて実感しました。メタリカ『Master of Pappets』の強い影響下にある、ザクザクとキレの良いリフと長尺で劇的に展開していくスラッシュを基軸にしながらも、欧州のバンドらしい陰影のあるムードもしっかり内包しています。
多少古さを感じるプロダクションですけどクリアな音像で繰り広げられる疾走感を重視した楽曲の充実度や、それを見事に表現するバンドのパフォーマンスのレベルも文句なし。総帥チャーリー・スタインハウアー(Vo、G)は、しっかりと男臭くメロを歌い上げるので、スラッシュに留まらずパワー・メタルや正統派メタルとしての魅力も十分に感じられますね~。
今回ピックアップした「Herecy」は、7分弱に渡る長尺で劇的に展開していく、タイトルを冠するに相応しいパラドックスを代表するスラッシュ・メタル・チューンです!
アコースティックなイントロの導入から、強烈な疾走パートへと雪崩れ込む展開は、「battery」そのまんまですけど(汗)、きっちりと昇華して新たな名曲を生み出したのは評価されるべきでしょう。こういうのを夜中に聴いてしまうと、80sスラッシュ熱が再燃してくるなあ(笑)。
ぜひ、一度聴いてみてください!
