※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
ノルウェーのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、パイオニアーズ(PIONEERS)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『In A State Of Rock』の3曲目に収録。
群雄割拠の80s HM/HRシーンにおいて、北欧ノルウェーから世界へと羽ばたいた二強ともいえる、TNTとステージ・ドールズ。とりわけ日本ではTNT人気は凄まじかったですが、ステージ・ドールズは全米TOP40に肉薄する成功を示しましたよね。
そんな2バンドのファミリーツリーを辿っていくと、メンバーが交錯するのがこのパイオニアーズです。80年代当時、本国のメジャー、マーキュリーから唯一のアルバムである本作がリリースされていますが、当然のごとく日本では未発売。
ごく限られた北欧メロハーマニアのみが聴けた知る人ぞ知るバンドでしたが、近年ノルウェーの新しいレーベルがCDを再発。今ではストリーミングで簡単に音源チェックできちゃうんですから、有難い時代になりましたね~。
パイオニアーズのメンバーですが、クナット・ジェー・ダーウル(Vo)、トーステーン・フラクン(G)、モーテン・スカゲット(B)、ステーナー・クロクスタド(Ds)の4人。
トーステンはステージ・ドールズ、モーテンは「モーティ・ブラック」としてTNT、ステーナーはステージ・ドールズに加え「ケネス・オーディン」としてTNTでそれぞれ活躍。見事に2バンドのメンバーが混ざり合ってますね~。
ちなみに両バンドに関係しないクナットは、ジャケのイラストに加え裏ジャケでは4枚写真すべてがクナット(笑)。バンドなんですけど、彼を推すソロプロジェクト的なニュアンスだったんでしょうか。
そんな不思議なバンドですけど、時代性や曲の出来にバラツキがあるものの、後にTNTやステージ・ドールズに繋がるメロディアスな要素が詰まっていて、音源として貴重なだけでなく、十分に聞く価値のある内容に仕上がっています。
今回ピックアップした「Walk In The Moonlight」は、シンプルなアレンジの中に夢見心地の良質なメロディが染み渡る、ハードさを抑えたメロディアスなロック・チューンです!AOR的なメロウさや、ずばりポリスの「見つめていたい」を想起してしまいますが(汗)、良曲なのは間違いないでしょう!
他の数曲ですが、のちに両バンドをプロデュースし、名作の数々を生み出してきた北欧メロハーマスター、ビヨン・ネッソーのクレジットがあるのも激アツですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
