※古きを聴いて新しきを知る。遠い昔になった時代の楽曲を振り返ります!
アメリカのファンク・ロック・バンド、ルビコン(RUBICON)が、1978年にリリースした1枚目のアルバム『Rubicon』の3曲目に収録。
フェアウェルツアーのラッシュが続く、今年の来日アーティスト関連。先日はウィンガーの公演が好評を得たようですが、10月にはナイト・レンジャーが最後と銘打って来日を果たしますね〜。
80年代当時にナイト・レンジャーにハマった後、メンバーのキャリアを遡って行く中で、このルビコンの存在に行き着いた方々も多いでしょう。筆者も例外なくそんな一人でした(笑)。
ジャック・ブレイズ(B)とブラッド・ギルズ(G)が一緒に在籍し、ツアーメンバーでケリー・ケイギー(Ds)が参加していたのを知ると、正統派の70sアメリカン・ハードなのかな?なんて想像しましたよね。
ところがどっこい、実際には本格的なファンク・ロックが流れてきて、もうびっくり(笑)。リアルタイムでルビコンを聴いていたロックファンからすると、逆にナイト・レンジャーを聴いてその変貌ぶりにびっくりしたことでしょう(笑)。
ルビコンは1977年にサンフランシスコで、スライ&ザ・ファミリー・ストーンに在籍したジェリー・マルティーニらによって結成。前述のナイト・レンジャー組のほか、のちにヒューイ・ルイス&ザ・ニュースで活躍するジュニー・コーラも在籍していました。
結成ほどなくしてリリースされたのが本デビュー作でした。日本盤は『シスコの熱風』と邦題がつけられ「スライ&ザ・ファミリー・ストーンの流れを汲み、イーグルスの香りさえたたえる 今、ウエストコーストで最もホットなバンド、それがルビコン」と、なんとなくわかるような?帯キャッチが付いてます(笑)。
基本はバリバリのファンク・ロックなんですけど、ジャックが書いた「 I Want To Love You」辺りのメロディアスで牧歌的な雰囲気は、多少ナイト・レンジャーやジャックらしさをを感じられるかもしれません。
今回ピックアップした「Closely」は、アルバム中で随一、ブラッドのディストーションギターがフィーチャーされた、ハードなファンク・ロック・チューンです!
ツェッペリンの「Immigrant Song」を想起させるリフとリズム、そこに絡むホーンセクションが織りなすファンキーなテイストはクールで、ナイト・レンジャーのファンでも楽しめる1曲でしょう!
アルバムからは「I'm Gonna Take Care of Everything」が全米TOP 30位内に入り、ライヴ活動もエアロスミスらとカリフォルニア・ジャム2に出演。1979年2枚目『America Dreams(夢のアメリカ)』をリリースするもバンドは解散。ナイト・レンジャーへとキャリアは続いていきました。
ぜひ、一度聴いてみてください!
