※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュ / デス・メタル系を紹介していきます。
アメリカのクロスオーバー / スラッシュ・メタル・バンド、エクセル(EXCEL)が、1989年にリリースした2枚目のアルバム『The Joke's On You』の4曲目に収録。
つい先日、メガデスのデイヴ・ムステインの興味深いインタビューコメントをネットニュースで目にしました~。話題は例の80年代にメタリカを解雇された時の経緯についてなんですが、あれからライヴでも共演を果たすなど、すっかり過去の笑い話になってるかと思いきや、ムステインの中では永遠に消えない積年の恨みのようで、、、。
何が真実かは当人同士にしかわかりませんが、読んでる分にはひたすら興味深く面白いんですけどね(笑)。ムステインからすると、勝手な理由で解雇されたうえに、自分が作ったリフや楽曲をメタリカが盗んでヒットを飛ばして、メガデスよりもビッグな存在なのが許せない!ということなんでしょう。
その流れ弾のような感じでムステインが「みんなバンド名を検索してみろ、Enter Sandmannそっくりだから」と久々に名前を挙げたバンドが、このエクセルでした。メタリカのパクリ騒動として、ファンの中で知ってる方々も多いかもしれませんね。
1983年にカリフォルニア・ヴェニスで結成されたエクセルは、同郷のスーサイダル・テンデンシーズと共に、いわゆるクロスオーバースタイルのスラッシュを奏でた走りといえるバンドのひとつでした。エクセルが先駆的な存在であるのが理解できるでしょう。
音源は1987年にデビュー作の『Split Image』、2年後に本作『The Joke's on You』をリリース。その後、90年代に入ってアダム・シーゲル(G)がスーサイダルのマイク・ミューアによるインフェクシャス・グルーヴスに加入。1995年に3枚目『Seeking Refuge』をリリースするも2000年には一度解散。2012年に再結成を果たしています。
商業的には大きな成功こそ収めていないものの、音楽的やシーンへの影響力は小さくありませんでした。そうした意味からも重要バンドのエクセルが作り上げた音源に収められた1曲が、今回ピックアップした「Tapping Into The Emotional Void」です!
ムステインが挙げた1曲がまさにこれなんですが、、、はい、イントロがまんま「Enter Sandman」です(笑)。1989年ですからこちらが先ですし、まあそういうことなんでしょう(汗)。
楽曲全体が似てるということではなく、途中で逆にラッシュの「YYZ」の引用リズムも飛び出すなど、中々面白い楽曲に仕上がっています。Spotifyの再生数がこの曲だけ桁違いの約130万回って、みんなわかってるなあ(笑)。
エクセル自身もメタリカに法的なアクションを起こしたようですけど、大ごとにはならなかったんですかね。まあパクリッシュ問題はともかく、クロスオーバー風味のスラッシュサウンドはカッコよさ満載なので、アルバムの他の曲や他作品にも注目して、ストリーミングでエクセル自体の魅力を味わい直してほしいものですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
