※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、アルファ・タイガー(ALPHA TIGER)が、2011年にリリースした1枚目のアルバム『Man Or Machine』の5曲目に収録。
2000年代後半から2010年代前半にかけて、各国から続々と登場したNWOTHM(ニュー・ウェイブ・オブ・トラディショナル・メタル)と呼ばれたバンド群ですが、このアルファ・タイガーはジャーマン産のNWOTHMバンドでした。
ザクセン・フライベルク出身のアルファ・タイガーは、前身バンドのサティン・ブラック名義で2007年から活動し、自主制作のフル作と2010年には4曲入りデモを発表。スラッシュ・メタルを標榜していましたが、2011年にアルファ・タイガーに改名。それを契機に、よりトラディッショナルなメタルへとシフトしたわけですね。
同年にソニックアタックからリリースされ、日本盤にもなったのがアルファ・タイガーとしての本デビュー作でした。これが当時のNWOTHMの潮流に乗って評判を呼び、次作ではセンチュリーメディアとの契約に成功。リリースされたのが『Beneath The Surface』でした。
多数のフェスを含むライブ活動も行いますかま、次作はSPVに移籍して2015年に『iDentity』をリリース。その後、シンガーのステファン・ディートリッヒが脱退。ベンジャミン・ジャイノが加入し、2017年にセルフタイトルの『Alpha Tiger』をリリース。鍵盤を導入するなど方向性を広げたサウンドを披露しましたが、2018年に解散してしまいました。
正統派メタルとしてデビューから3枚目まで次第にレベルアップし、よりパワフルにメイデン直系のスピーディーなサウンドを貫いた2枚目は、最高傑作と言えるでしょう。
但し、個人的にはジャーマン系ならではのメロパワ成分とメイデン風味が絶妙に混ざり合ったデビュー作が好みですね~。当時平均年齢21歳という若さのフィルターを通したメタルは、未完成ながらもNWOTHMとしてユニークな個性を放っていました。本人たちは「レトロメタル」(笑)と呼んでいたようです。
今回ピックアップした「Against The Time」は、そんなアルファ・タイガーらしさを象徴する正統派かつメロディックなヘヴィ・メタル・チューンです!
メイデン+ハロウィン÷2のテイスト全開で、ツインを駆使しつつ弾きすぎないメロディに拘ったギターがイイですね〜。
ステファンのこちらはマイケル・キスク+ジェフ・テイト÷2(笑)のハイトーンはとりわけ素晴らしく、曲展開の妙も含めて楽しめる1曲です。この路線で作を重ねて欲しかったなあ。
ぜひ、一度聴いてみてください!
