※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新曲をご紹介します!
2025年6月13日、アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、ウイングス・オブ・スティール(WINGS OF STEEL)が、新曲「Winds of Time」を公開しました。
輸入盤界隈でマニアに話題になっていたUS産正統派メタルの新星、ウイングス・オブ・スティールが、待望の新曲をリリースしました~。目下、ストリーミングや配信限定でしょうか。
ウィングス・オブ・スティールは、2019年に西海岸ロサンゼルスで音楽を勉強する仲間が意気投合し結成。メンバーは創設者であるレオ・ウンナーマーク(Vo)とパーカー・ハルブ(G)の二人に、ステファン・バイレット(G)、マチュー・トロベク(ベース)、マルセル・ビンダー(ドラムス)を加えた5人編成です。
中心人物のパーカーはLA出身の23歳。レオはアメリカではなく、スウェーデン出身のドイツ在住で27歳。ビザの関係もあり、レコーディングやライヴ時だけアメリカを訪れているようです。他も20代の若い世代と思われます。
2020年に音楽学校を卒業したものの、ちょうどコロナ禍にでライヴ活動もままならず、自宅に籠って曲作りに時間をかけました。その成果から5曲をセレクトして正式にレコーディングしたのが2022年のデビューEP 『Wings of Steel』でした。
これがアンダーグラウンドシーンで評判を呼び、手ごたえを感じた彼らは翌年立て続けにフルアルバム『Gates of Twilight 』をリリース。世界のメタルマニアにさらなる絶賛を受けました。
その余勢をかって、2024年にはロックハードやキープイットトゥルーなどのフェスを含むヨーロッパツアーを敢行。好評を受けてフランスでのライヴの模様を『Live In France』としてリリース。ここまでの作品もストリーミングで聴けますね~。
これまでは、初期クイーンズライチやライオット、ヴィシャス・ルーマーズといった正統派の80sUSメタルをベースにしつつも、意外と幅広いエレメントが感じられるサウンドを奏でてきました。但し、スピードに頼らない意外とミッドやスローな楽曲も多く、いまだ未完成で整理しきれておらず、楽曲の出来にばらつきが散見されたのも事実。
バンドの勢いが増す状況で、課題を克服しどこまで成長を感じられるのか?そんな期待の中でリリースされたのが、新曲「Winds of Time」です!
イントロからガッツある伝統的なパワーリフ刻まれ、過去最高の疾走感のあるツーバスを伴い進撃開始!レオが安定したハイトーンボイスで、歌い始めた時点で悶絶してました(笑)。
サビではギアチェンジしてスローに落としますが、超絶なハイトーンが劇的なメロを歌い上げてすべてをねじ伏せ施盛り上げます。それにしても巧いわ~この人、メジャーのバンドでも余裕で活躍できるでしょ。
中間部でモダンヘヴィネスっぽい展開に変化し、今風の若さを滲ませますが、NWOTHM辺りとはまた違う、古すぎず、新しすぎずのさじ加減が実に絶妙!さらに、静かなパートから、メタリカの「One」のオマージュといえる激しいリズムを経て、パーカーのフラッシーかつメロディックなギタープレイが炸裂。各メンバーのテクニックも相当ですが、プログレッシヴになり過ぎないバランスもいいですね~。
最後は再び前半の疾走パワーメタルに戻り、まさに大団円!この曲、なんとプログレメタルでもないのに11分弱もあるんですけど、冗長で退屈な印象はまったくなし。結構、近年の名曲レベルなんじゃないですか、コレ。
すでにMVもアップされて、公開早々に10万再生を超えるなど、その注目度の高さがうかがえます。何よりこの手の正統派にありがちな見た目がダサくない(あくまでも我々世代から見てですけど、、、)のがいいですし、本人達も意識してる様子なのも良き。
リリース後はヨーロッパのフェス出演やツアー、アメリカでのライヴも計画中で、夏にはアルバムの予定もあるようです。バンドのサイトに書いてるように、現時点での立ち位置はインディペンデントでレーベル契約がまだないようですけど、日本盤が出てないのもなんだかなあ~。海外では早々にメタル系の大手と契約しそうですね!
聴いてほしい度は、今後の「鋼鉄の翼」の飛翔への期待料込みで!こういうバランスのバンド、日本からも出てこないかなあ~。
聴いてほしい度
90%
MVはこちら!
