※80sを象徴する音楽、産業ロックのあれこれを紹介していきます!
アメリカのハード・ロック・バンド、 ナイト・レンジャー(NIGHT RANGER)が、1987年にリリースした4枚目のアルバム『Big Life』の2曲目に収録。
昨日はサクソンを紙ジャケリイシューに関連してご紹介しましたが、ナイト・レンジャー関連も6月末に紙ジャケ&SHM-CDで過去作品がリリースされましたね~。
10月のフェアウェルツアー(一応目下の、、)に合わせてのリリースですけど、今回の対象は、1枚目から5枚目までのスタジオ作と90年の『Live In Japan』の6作品になります。
スタジオ作は『Dawn Patrol』から『Man in Motion』までの5作品ですが、やはり1枚目と『Midnight Madness』に売り上げが集中しそうですよね~。ナイト・レンジャーといえばこの2作品でしょうが、個人的には1枚目は別格としても2枚目と同等に好きなアルバムが『Big Life』です!
当時は「Sister Christian」のメガヒットで、やわなバラードをやるバンドといったマイナスイメージがHM/HRファンに広がってしまい、さらに「Sentimental Street」「Goodbye」とシングルが次々とバラード三昧だったことで、追い打ちをかけた感がありました。
売れてはいましたけど、硬派なメタルファンは次第に敬遠しがちでしたし、実際『7 Wishes』は音像もソフトで楽曲の出来にバラつきがあったように思えます。そんな中であまり期待せずに『Big Life』を聴いたんですが、音像もロックでメリハリがあり、何より楽曲もメロディも練られていて、個人的には「産業ロック」サイドのナイト・レンジャーでは最高傑作と言いたいですね~。
デヴィッド・フォスターがプロデュースして映画の主題歌にもなった「The Secret Of My Success」、AOR的なメロウさ溢れる「Love Is Standing Near」を始め、良曲目白押しですけど、今回はナイト・レンジャーらしいカラッとキャッチーなアメリカン・ハード・ロック・チューン「Color of Your Smile」ピックアップしました!
ハードさとポップのさじ加減が絶妙!メロディも印象的できくと元気をもらえる1曲ですね~。煌びやかな80sのムードもありますし、ブラッドとジェフのツインギターもカッコいいですよね。アラン・フィッツジェラルドも含めたこのメンバーがやっぱりベストだなあ~。
おそらく最後の紙ジャケが発売になった今こそ、改めて楽曲、アルバムを再評価したいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!

