※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
アメリカのメロディアス・ハード・ロック・シンガー、マーク・フリー(Mark Free)が、1993年にリリースした1枚目のアルバム『Long Way From Love』の7曲目に収録。
これまでいろんなメロハー楽曲をご紹介してきましたが、個人的に名盤と思える中でストリーミング解禁されていない1枚が、マーシー・フリーが性転換以前にマーク・フリー名義でリリースした唯一のソロ作でした。
メロハー系シンガーとしてマークが関わった良作は多く、アンルーリー・チャイルドやシグナルも以前ご紹介してましたね~。
ソロ作のストリーミング解禁は諦めてたんですが、たまたま「マーシー・フリー」の名前が入った音源を発見!サブスク上では、アルバムの楽曲をほぼ書いたライターの「ロビン・ランダル」名義(ややこしい)で紛れ込んでいました。ジャケ写もマーシーのアップに差し替えられています。
これは、ロビンが2021年にリリースした8枚組!のボックスコレクションの一部だったからですね。ロビンは以前ヴィーナス・アンド・マーズとしての楽曲もご紹介してましたが、これまた紹介したFMでお馴染みの「Someday」を始め、メロディアス・ロックの良曲を多数書いてきた重要なソングライターとして知らられます。
こうした形でマークの名作に触れられるのは嬉しいことですね。久々に早速全編聴いてみましたが、強靭なフックを放つメロディの波状攻撃の凄まじいこと!捨て曲の類がなく、凡百のメロハーならハイライトになりそうな楽曲がぎっしり詰まっています。
ボイスオブメロハーの裏番長的なマークですけど、美しくも力強い芳醇なハイトーンボイスで酔わせてくれます。唯一の欠点は打ち込み丸出しのドラムとプロダクションでしょうが、それをもっても余りある完成度といえるでしょう。
当時はゼロコーポレーションからの日本盤以前に、たまたま輸入盤CDを買いましたが、その時に聴いて抱いた「大当たり!」の印象はいささかの陰りもありません。個人的には90年代メロハーのTOP5、いやTOP3に入れたいほど永く愛聴できる逸品ですね。
オープニングには前述した「Someday You'll Come Running」のマーク版が入ってますし、どの曲も甲乙つけがたい出来ですが、今回はアルバム中では比較的エッジの効いたメロディアス・ハード・ロック・チューン「State of Love」をピックアップしました!
哀感溢れる美しいメロディと凛としたアーバンなムードを漂わせる曲調がクールな佳曲ですね~。メロのフックの強さは特筆もので、よくぞこれだけ良い曲を量産できるなあと感心してしまいます。
ちなみにロビンの8枚に渡るBOX音源は、本作の楽曲を他のアーティストが再現した音源も含まれ、その他数々のアーティストに提供、または秘蔵の音源満載で、こちらもメロハーファンなら楽しめる内容になっています。
ぜひ、一度聴いてみてください!

