※メタルの激しさとのギャップが美しい、バラードの魅力を紹介します!
イギリスのヘヴィ・メタル・シンガー、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne) が、1980年にリリースした1枚目のアルバム『Blizzard of Ozz』の3曲目に収録。
7月が終わってしまいますが、今月はオジーに始まり、オジーに終わったような月になりましたね。30日にバーミンガムで行われたオジーの葬列の様子は、日本でもライヴ配信で見ることができましたが、世界中から何万人ものファンが訪れたようで、その熱気は凄いものがありました。
ブラック・サバス・ブリッジを埋め尽くしたファン、無数の花束とメッセージ、そして期せずしてまきおこったオジーの名を叫ぶコールに、オジーの人気ぶりを改めて見せつけられる思いがしました。憔悴したシャロンら家族の姿も確認できましたが、これだけの人々に熱く見送られたことで、少しは心が癒されたんではないでしょうか。
葬列の車に収められた紫の棺を見ると、たとえ画面越しでも胸に迫るものがありました。それでもオジーは生前に自身の葬儀を祝いの場にして欲しいと希望していた通り、マーチングバンドが明るい音色を響かせ、オジーに関連した曲を奏でながら行進していたのがとりわけ印象的でしたね。
ひとまず一大イベントとなった葬列も無事執り行われ、オジーへの別れにひと区切りがついた意味で、今回は名バラード「Goodbye to Romance」をピックアップしました。この1か月は追悼の気持ちもあり、気がつくとオジーの楽曲を聴く機会が多かったですけど、やはりこの心に染み入る素朴なメロディと曲調に身を委ねると、しんみりした思いがこみ上げずにはいられません。
この曲を初めて聴いたのは、確か1980年の発売当時にオンエアされたFM番組だったはずです。その時は正直オジーのイメージとかけ離れた地味で静かな曲だなあ~、という程度の印象しかなかったんですが、何度も耳にしているうちに、じわじわとこの曲が持つ深い魅力が理解できるようになりました。
ランディが奏でるアルペジオとオジーのやさしい歌唱を聴くと、今頃天国で二人は再会してたら素敵だなあなんて思いを馳せてしまいます。終盤にドン・エイリーが奏でるキーボードの音色とフレーズは、そんな天に昇っていけそうな感覚に導いてくれますよね。
改めてストリーミングでも聴いてみてください!
