※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、 パライア(PARIAH)が、1989年にリリースしたパライア名義での2枚目のアルバム『Blaze Of Obscurity』の1曲目に収録。
NWOBHMマニアならみんな大好き(おそらく笑)なニューカッスル出身のセイタン。かなり以前のコラムで1曲ご紹介しましたが、バンドの変遷がよくわかりにくいことでも知られていますよね~。
筆者も説明できるほど詳しくないんですが(汗)、セイタンから1984年にブラインド・フューリーに改名。さらに短期間で再びセイタンに名義を戻して1987年に音源をリリース。
そして1988年には、このパライアに名義を変えて活動を続けたんですね。音楽性が変化していったことで名義の変更には理由があったんでしょうけど、基本シンガー以外はあまりメンバーも変わっていないので異例の履歴ですよね。
パライアとしては1988年にアルバム『The Kindred』をリリース。翌89年にリリースされたのが本『Blaze Of Obscurity』でした。セイタンの『Suspended Sentence 』でも歌ってる、名前がインパクトありすぎな(笑)シンガー、マイケル・ジャクソンが、引き続きパライアでもフロントマンをつとめています。
『The Kindred』では疾走感と攻撃性を高めたメタルサウンドを聴かせてくれましたが、メロディと音質のクオリティの面では不足している点が否めませんでした。この『Blaze Of Obscurity』ではスラッシーな側面を感じさせつつも、メロディや曲展開の劇的さを加味して、タイトでクリアなサウンドプロダクションも良好に。パワー・メタルという表現が一番相応しいのかもしれません。
当時、テイチクのメタルマニアから出た日本盤CDを買いましたが、オビに「ジャーマンメタル」なんていうキーワードが書かれていて、ドイツ産の新バンドかと勘違いしました(笑)。当時のシーンの状況から、活動拠点をドイツに移してたんでしょうね。
今回ピックアップした「Missionary Of Mercy」は、オープニングを飾るに相応しいパワー・メタル・チューンです!ザクザクとした緊張感のあるリフと、一筋縄ではいかないリズムや劇的な展開が実にスリリングで、最後まで飽きさせません。NWOBHM譲りのセイタン風味も当然醸し出していますし、当時隆盛したスラッシュ界隈の影響もやはり感じられます。
結局、パライアとしては1990年に解散。のちに復活し1997年に『Unity』をリリースしたものの、パライア期が個人的には好きだったので、短命に終わったのは残念でした。3枚ともストリーミング聴けるので味わってほしいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
