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【新曲レビュー】 メガデス(MEGADETH)「Tipping Point」

※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新曲をご紹介します!

 

アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、 メガデスMEGADETHが、2026年1月23日リリース予定のニュー・アルバムMegadethからの先行曲「Tipping Point」を、10月3日に公開しました。

 

この8月に、最後のアルバムを来年リリースすることを発表したメガデスから、その先駆けとなる1曲が早くも届きました。すでにストリーミングやYouTubeで見聞きしまくっているメタルファンも多いでしょうね〜。

 

スラッシュBIG4世代では、のちにリターンしつつもスレイヤーが一度引退してますけど、メガデスもいよいよファイナルステージに向かっているのは、時の流れの速さを改めて感じます。

 

総帥デイヴ・ムステインが60歳半ばであり、高い技量を伴う激しい音楽性やムステインの健康状態も考えると、メガデスとしてのクオリティを完遂できるタイミングで最後に向かうのは、残念ながらも正しい選択なのかもしれませんね。

 

17枚目にして最後のスタジオ作に相応しく、セルフタイトル『Megadeth』が冠されたアルバムは、今回ムステイン自身のTradecraftレーベルに加え、メロハーでお馴染み、フロンティアーズミュージックが新たに展開するBLKIIBLKレーベルが関与してリリースされるのは意外ですね。

 

新たに公開されたヴィジュアルイメージは、白地に真っ白なロゴマークと燃え移ったラトルヘッドが描かれており、これまでとは違う色味も含めて、どことなく最後のアルバムであることを印象づけています。

 

今作のレコーディングメンバーは、ツアーを離脱したキコ・ルーレイロに代わり、ウインターサンのテーム・マントゥサーリ(G)がそのまま初参加しているのも注目ポイントでしょう。

 

さて、すでに解禁された新曲「Tipping Point」ですが、嬉しくなるほどにこれぞメガデス!風味満点のスラッシュメタルが展開されています。スピーディかつスラッシー、緻密でテクニカルな演奏に、ムステインの唯一無二のボーカルが乗っかるメガデスの専売特許が惜しげもなく全て濃縮されているのは、本当にお見事!

 

一筋縄ではいかない展開なのに、すんなり最後まで聴けて、意外とあっさり曲が終わるアレンジも最後の作品という変な気負いもなくてむしろいいですよね〜。曲の良さを活かしているのが、このサウンドプロダクションでしょう。モダンになりきらず、かといって古さも感じない按配の音圧や質感が絶妙で、聴きやすく何度もリピを誘います。

 

個人的に大好きな駆動力抜群のダーク・ヴェルビューレンのドラミングも相変わらず最高ですし、ジェイムズ・ロメンゾとのリズム隊も堂にいってきました。そして、ライヴではキコの後釜ということであまり華を感じなかったテームも、さすがムステインのお眼鏡にかなっただけある、高度なギタープレイを炸裂させていますね。

 

この1曲だけで、快心作となった前作同様にファイナルアルバムへの期待が高まります。来年にはフェアウェルツアーでおそらく日本にも来るのかな?これは観たいですね〜。刊行が予定されているムステインの回顧録も興味深いですし、メガデスのフェアウェルイヤーには目が離せないでしょう!

 

それにしても、MVはなかなかに不気味でしたね。。

  

聴いてほしい度 

88 

Tipping Point

Tipping Point

  • provided courtesy of iTunes

MVはこちら!