※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
イギリスのメロディアス・ハード・ロック・バンド、ショウグン(SHOGUN)が、1987年にリリースした2枚目のアルバム『31 Days』の2曲目に収録。
NWOBHMがすっかり終焉に向かった1983年にデビューし、1984年には会心作『Night of the Blade』をシーンに送り出して、数少ない英国メタルシーンの期待の星となったトーキョー・ブレイド。
そのデビュー作に参加していたアラン・マーシュ(Vo)と、1981年に唯一のアルバム『Play It To The Death』をリリースしたNWOBHMバンド、チャイナタウンのダニー・グウィリム(G)の2人を中心に結成されたのが、このショーグンでした。さらにアンディ・ライトン(B)とスティーブ・ピアス(Ds)のリズム隊もトーキョー・ブレイドの初期メンバーでした。
バンド名は「将軍」からきてるんでしょうが、日本にも70年代末から活動した有名なバンドがいましたよね。トーキョー・ブレイドにせよ、チャイナタウンにせよ、正統派のヘヴィ・メタルを信条としていたバンドだけに、そうした延長戦上にあるサウンドをおのずと期待するでしょう。
実際に1986年のセルフタイトル(獅子舞みたい?へんてこなイラストが描かれてましたね~)のデビュー作では、ギター中心のメロディックで正統派のメタルを聴かせてくれます。そのメロディへの拘りを推し進めて、完全にメロハーへと進化(濃いメタルマニアは後退というかも?)したのが本作でした。
ここでは専任キーボード奏者のトニー・ムーアが加入しましたが、全編でシンセの響きが大フューチャーされています。NWOBHMバンドが転じてメロハーの典型例ですけど、楽曲やメロディの質、プロダクションもそこそこメジャー感があり上々。甘さと強さを同居させたアランの歌唱も及第点で、英国産メロハーの隠れた好盤として十分に楽しめるはず。
今回ピックアップした「Shock to the Heart」は、80s感丸出しのポリシンセの典型リフレインが印象的な、キャッチー&ポップなメロディアス・ハード・ロック・チューンです!明るさの中にも少しの湿度が内包されているのが、当時の英国産ならではのテイストですね。
もっと売れてよさそうなアルバムでしたが、日本盤も未発売。これジャケットが酷過ぎたのも間違いなく一因でしょう汗。なぜに顔無し筋肉マッチョの写真??結局、バンドは短命に終わり、1989年に解散しています。
ぜひ、一度聴いてみてください!
