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【新作レビュー】コロナー(CORONER)『Dissonance Theory』

※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!

 

2025年10月17日、スイスのスラッシュ・メタル・バンド、コロナー(CORONER)の約32年ぶり6枚目のアルバム『Dissonance Theory』がリリースされました。

 

先月すでにリリースされていますが、今回はこちらの新作をご紹介しましょう~。80sから90s初頭のスラッシュマニアなら外せないトリオ、コロナーのなんと30年以上ぶりの最新作になります。彼らの楽曲はかなり以前のコロナ禍の頃に1曲取り上げていました。

コロナーは80年代から90年代にかけて5枚のアルバムをリリース後に1996年に解散。その後、2000年代に入って80s系スラッシャーが次々と復活していく中、遅れ気味のタイミングでしたが2010年に待望の復活を遂げ、海外ではフェスへの出演、ツアーなど、ライヴを中心とした活動を継続してきました。

 

他の復活組スラッシャーのように新作も当然のごとく渇望されてきたわけですが、復活から15年、前作から実に30年以上の時をへて、ようやく実現したわけですね。最近でもテスタメントやクリーターといったお馴染みの連中が充実した最新作をリリースしてますけど、内容は申し分なくとも、もはや新鮮味や驚きがあまりないのも正直なところ(汗)。。。

 

その点、コロナーの場合は、全盛期以来の待望の音源ということで、聴く前のワクワク感、ドキドキ感が違いましたね。先行楽曲がストリーミングにアップされるや、すぐにチェックしましたし、実際のところ出来も良かったので、アルバムへの期待感も大いに高まりました。

 

今回のレコーディングメンバーは、、ロン・ブロダー(Vo、B)、トミー・ヴェッテリ(G)の80年代当時からの2人に加え、2014年に加入したディエゴ・ラパッチティ(Ds)を加えた変わらずのトリオ編成になっています。昔からスキンヘッドなので、見た目の印象も変わりません(笑)。

 

アルバム全体を聴き終えてみて、緻密でテクニカル、スラッシーかつダークムードを漂わせた、当時のコロナーと変わらぬ世界観が確実に刻印された、高純度のスラッシュ・メタルを存分に堪能できました。現代風のブルータルでヘヴィネスなムードも許せる範囲で(笑)加味されていて、単にノスタルジーを覚えるに留まらない作風なのも良いですね~。

 

彼ららしい冷徹でダークな作風にもかかわらず、超久しぶりの復活第一弾というところで、ジャーマン3羽ガラスのようなマンネリ感(汗)も覚えることなく、一気に最後まで聴けちゃいましたね。随所に疾走感のある曲を配置しているところも大きかったと思えます。

 

当時もそうでしたが、レベルの高い作品を生み出しながらも今一つ過小評価されてきたのは、アメリカでもジャーマンでもない、スイス出身というところ関係していたのかもしれません。この新作をきっかけに再評価の機運が高まって来日実現、なんていう流れになると嬉しいですし、ストリーミングで聴ける旧作群も改めてチェックしてほしいところです!

 

今回はオープニングSEに続きアルバムの2曲目に収められた「Consequence」をピックアップしました!一筋縄ではいかない複雑なリフやリズムと曲展開、吐き捨てながらもデスボイスになりきらないロンのボーカルと、コロナーらしさ全開の1曲に仕上がっています!

 

聴いてほしい度

85

ピックアップ曲はこちら!

Consequence

Consequence

  • Coroner
  • メタル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

アルバムはこちら!

Dissonance Theory

Dissonance Theory

  • Coroner
  • メタル
  • ¥1833