※80sを象徴する音楽、産業ロックのあれこれを紹介していきます!
アメリカのメロディアス・ハード・ロック・バンド、 プレビュー(PREVIEW)が、1982年にリリースした1枚目のアルバム『Preview』の1曲目に収録。
1982年にニューヨークのロングアイランドで、アーニー・ゴールド(Key)とダニー・ゴールド(G)の兄弟によって結成されたプレビュー。当時日本盤も出ずにアルバム1枚だけを残してシーンから消えていった知る人ぞ知る存在ですが、しっかりメジャーのゲフィンレコーズからのリリースなんですね。
何せデビューに際して有名A&Rジョン・カロドナーが関与し、名手キース・オルセンがプロデュースしてますから、それなりに将来を期待されたバンドだったんでしょう。
加えてゴールド兄弟以外のメンツで注目は、シンガーのジョン・フィオーレですね。フィオーレと聞いてピンとくる方は相当なメロハー通でしょうけど、1998年に末期のゼロコーポレーションからデビュー作『Today Till Tomorrow』をリリースしたメロハーバンド、フィオーレのシンガーだったんですね。
筆者もゼロの日本盤を当時買った記憶があり、確かそれなりに良質なメロハー作品でしたけど、それもそのはず、同作のプロデュースはハーレム・スキャーレムのハリー・ヘスとピート・レスぺランスでした。
そんな後にフィオーレにも繋がるプレビューですが、サバイバーやジャーニーの音像をよりソフィスティケイテッドしたようなアリーナ/産業ロックで、楽曲やメロディのクオリティは相当なもの。キース・オルセンの音作りだけあって、当時のメジャー感をしっかりと漂わせた音像に仕上がっています。ただし、この意味不明なジャケットは酷いかな(汗)。
良曲が散見されますが、今回ピックアップした「All NIght」は、オープニングに相応しい爽快なリフレインとキャッチー&ポップなメロディが躍動する、産業ロック風味満載の良質なメロディアス・ハード・ロック・チューンです!
ジョンのハイトーンかつエモーションナルな歌唱もシーンのメインストリームで戦える素晴らしさですし、売れ線の要素が揃っていたのにブレイクは叶わず時代の波に埋もれてしまったのは惜しまれるばかり。
長年マニアのみが知る存在でしたが、2006年にお馴染み英国のロックキャンディから初CD化が実現。こうしてストリーミングでも気軽に聴けるのは嬉しいことですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
