※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、ワイルド・ボーイズ(WILD BOYZ)が、1991年にリリースした1枚目のアルバム『Unleashed!』の2曲目に収録。
今回は80sのメタルブームに乗り遅れた悲運のヘアグラム系から、LA出身のワイルド・ボーイズをご紹介しましょう〜。その結成が1989年ですから、まさにぎりぎり「アウト!」の時期ですね。。
ワイルド・ボーイズは、その前身となるバンド、ドリアン・グレイに在籍したその名もジョーイ・ワイルド (B)とK・リー・ローレン(Ds)を中心に、ウィリー・D (Vo)、ヴァレンティーノ(G)、マット・ステヴァンツ(G)の5人編成でスタート。
まさにヘアグラムメタルの(少し前までは)震源地だったLAで、数多売れていった先輩バンド達に続けとばかりに精力的に活動を続けました。まだ最後の盛り上がりを見せていたクラブシーンでライヴも行う中で頭角を現わし、ようやく初の音源としてリリースされのが本作でした。
自主制作ながらも本作を引っ提げて、いよいよ本格的に活動領域を広げようとした矢先、数多の悲運を被ったバンドと同じく、グランジブームの到来が直撃してしまいます。そんな中でも、日本のアルファから1992年に日本盤のリリースにこぎ着けますが、本国の惨たんたるシーンは活動を継続できる状況になく、同年、わずか1枚だけであえなく解散してしました。
当時の某専門誌のアルバムレビューがなんと23点(笑)。内容も散々な書かれようなんですけど、決してそこまで酷い内容ではありませんよ。
確かにポイズンやモトリーといった有名バンドの借り物フレーズが散見されるのも事実ですが、ヘアグラム系として曲を選べば十分に楽しめるクオリティで、醸し出す80sの空気感はこの時代のバンドならではのもの。ルックスも悪くないですし、ほんと世に出るタイミングが悪かったんでしょうね。
今回ピックアップした「I Don't Wanna Cry No More」は、フックを放つ快活でキャッチーなメロディがコーラスワークとともに躍動する、ハード・ロックンロール・チューンです!ウィリーのちょっと甘めで元気印の声質と歌唱もらしくてイイですね。
この曲もウォレント辺りを想起させられますが、メジャーリリース契約が実現して、時代が時代ならシングルヒットしてもおかしくないですよね。コンパクトながら転調する展開もグッドです!
ぜひ、一度聴いてみてください!
