※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、 ハボック(HAVOC)が、1985年にリリースした1枚目のアルバム『The Grip』の1曲目に収録。
今回は80sUSメタルのマニアックなところからハヴォックをいってみましょう。スペルが良く似たバンド名の「HAVOK」がありますけど、あちらは2000年代のスラッシュメタルバンドですね。
西海岸サンフランシスコ出身のツインリードを要する5人組正統派メタラー、ハヴォック。1982年にカオス名義で結成。翌年ハヴォックに改名しています。同年には6曲入りのデモテープを制作、翌年にもデモ制作を行いました。
そして、初にして唯一のフルアルバムとして、アウバーンレコーズからリリースされたのが本作でした。このアウバーンはショック・パリスやデストラクターのアルバムなどもリリースしている、80sメタルマニアにはご用達レーベルですね。
80年代ど真ん中でメタルブームの中心地、カリフォルニアのバンドですが、煌びやかなLAグラムメタル勢とは対極の、湿り気さえ感じられるブリティッシュライクな正統派メタルを標ぼうしているのが特徴ですね。
ずばり「Thrasher」なんてタイトルの曲もありますけど、スラッシュ・メタル色はなく、ツインリードという編成やベースラインなどを聴くと、アイアン・メイデンからの影響が強く感じられるサウンドです。
まあ、あくまでもB級、C級レベルでこれといったキメ曲が無い(汗)のが正直なところなんですが、、改めて聴くと演奏もそこそこ無難ですし、サウンドプロダクションもマイナーなりに許せるレベルでしょう。
何より、たまにオッ!と思わせる展開もあり、いかにも80sUSメタルらしい風味が、なんだか憎めない良いバンドなんですよね。もし2,3曲ずば抜けた楽曲と、垢ぬけたルックスのバンドイメージがあれば、マリスくらいにはなったかも??しれません。
今回ピックアップした「Blazes」は、アルバムのオープニングを飾る、適度にノリのよいリフで推していく伝統的なヘヴィ・メタル・チューンです!ボーカルの声質なんかも含めて、NWOBHMみたいなムードを醸し出しています。
近年、カルトメタルクラシックスから本作とデモ集が再発されたこともあり、ストリーミングで前述のデモを含む、17曲入りのデモ集もストリーミングで聴くことができます。マニアックなUSメタル史の一部を味わってほしいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
