※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!
2026年2月18日、日本のガールズ・ヘヴィ・メタル・バンド、ラヴ・バイツ(LOVE BITES)の約3年ぶり5枚目のアルバム『Outstanding Power』がリリースされました。
今月のメタル系最大の話題作でしょう、日本武道館公演を前にしたベストなタイミングで、ラブバイツの最新作がリリースされました~。Fami加入後の新体制でのフルでは2作目となります。
今や”ガールズメタル”という称号も無用なほど、ジャパメタシーンのトップを進軍する彼女達ですから注目度も高く、国内の各メタルメディア(といってもわずかですが汗)でも大フューチャーでプロモーションされてますね。
先行曲を聴いた時点では、これまでの路線を推し進め、より完成形に近づけた印象がありましたけど、やはり想像通りのクオリティの作品に仕上げてきました。Miyakoを中心に各メンバーが書いた楽曲も散りばめられており、シン・リジィがパワーメタル化したみたいな(笑)突然キャッチーな曲調の「Wheels On Fire」、X-JAPANみたいなバラード「Eternally」をはじめ、それなりのバリエーションも感じられます。
それでもジャケットやMVで示した世界観の通り、これまでの作品の違わぬ徹頭徹尾、濃度200%の正統派ヘヴィメタル!への拘りに何らブレがありません。楽曲やパフォーマンスの完成度は非の打ちどころがないほどにひたすら凄いので、間違いなく高評価を受けるべきアルバムでしょう。
ただぁ!(と粗品風になりますけど笑)、これでもかというほどに作りこまれた完成度の波状攻撃が、個人的には逆に過剰過ぎて、前作のレビューでも書いていたように、全編を聴き通すにはお腹いっぱいになってしまいます。。
熱心なラブバイツファンの方々にとっては、この有無を言わせぬ完成度こそが、むしろ嬉しいポイントなのは重々承知なんですけど、筆者のような普通に聴く程度のリスナーは、そろそろよい意味での引き算の美学が欲しかったなあ~というのが実感です。ですので気に入った楽曲をつまみながら聴くのが丁度心地よいですね~。
あとは、サウンドプロダクションも音を詰め込み過ぎゆえか、ちょっとこもり気味に聴こえたり、ハイトーンを以前ほど多用していないゆえか、メロディの練りや抑揚が多少不足してるように思える曲が散見されたりしますけど、このぐうの音も出ない完成度の前では些細なことかもしれません。
今回フィジカルは通常盤以外に、2種のライブ映像付きが1万円越えですか~。通常盤の曲が同じなのは良心的ですけど、ライブ2種を買うと2万超えですよね。。武道館のライブまで楽しむとなると、推しは推せるときに推せ!の気合と覚悟が必要ですね(笑)。武道館公演がどうなるのか、その後の海外展開も含めて、ちょっと客観的モードで注目していきたいと思います!
個人的にはわかりやすいメロスピ路線がいちばんしっくりくるので、6曲目の「Phoenix Rises Again」をピックアップしました!これは素直にラブバイツの世界観を堪能できる1曲といえるでしょう!
聴いてほしい度
82%
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