※プログレ知識薄めのHM/HR視点で選ぶプログレをご紹介します!
カナダのプログレッシヴ・ロック・バンド、 ラッシュ(RUSH)が、2026年3月13日にリリースしたアルバム『Grace Under Pressure (Super Deluxe)』のディスク2の1曲目に収録。
1984年にリリースされた10枚目のアルバム『Grace Under Pressure 』のスペシャルデラックスエディションが登場しましたね~。海外ではリリース済で、国内仕様の日本盤は4月8日になります。これまでストリーミングのラッシュのリストでは、なぜか未解禁で歯抜けのままのアルバムでしたので、今回のリリースを機に聴けるようになったのは嬉しいですね~。
ラッシュの永き歴史において、世界的な視点で『Grace Under Pressure』は取り立てて名盤扱いを受けているわけではないですけど、ここ日本においては唯一の来日公演が本作発表後のツアーでしたので、多くのファンにとって特別な意味を持つ1枚といえるでしょう。
筆者も本格的にラッシュにのめり込んだのは、来日公演を観るに際して聴きまくった本作でしたし、とりわけ思い入れのある作品です。そうした観点を度外視しても、80年代半ばという時代性にアジャストしながら、脂の乗り切ったラッシュの珠玉の演奏と楽曲が、存分に味わえる充実作だと改めて思えますね。
今回の再発での注目は通常のリマスターに加え、テリー・ブラウンの最新リミックスの付加された点でしょう。当時、テリーからピーター・ヘンダーソンへのプロデューサー交代は、大きな転換になりましたけど、永き時を経て盟友テリーがミックスし直すのは感慨深いものがあります。
ピーターのぼんやりモヤのかかったような幻想的な音像も好きだったんですが、テリーはドラムの音圧を上げて、タイトにビシッとまとまった、テンポ感のある音作りに構築し直しています。ラッシュを知り尽くした人物の手にかかると、楽曲が生き生きと再呼吸し始めたような感覚を与えてくれますね~。
今回はそのテリーのミックスから「Distant Early Warning(2026 Terry Brown Mix)」をピックアップしました!印象的なリフレインに彩られて、緻密さとポピュラリティを同居させた曲調で、当時の邦題の「彼方なる叡知が教えるもの」そのままに、今聴いても色褪せないイメージを与えてくれます。
今回のエディションに入っている映像部分もビデオアルバムとして、Apple Musicにアップされました。84年の来日公演が脳裏に蘇るようで、こちらもストリーミングで存分に楽しめますね。
それにしてもフィジカルも欲しいなあ~と思ったんですが、、、なんと57,200円ですと!(高っ!しかも端数笑)。1000セット限定、って書いてますけど売れるんですかね?RUSH50は買いま2万円台で買いましたけど、物価高とはいえ単体の作品でこの値段とは。。。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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