日本のヘヴィ・メタル・バンド、X-RAY(エックス・レイ)他のドラマー、高橋”ロジャー”和久さんが、2026年5月17日、64歳で亡くなりました。
80sジャパメタファンにとっては、本当に残念な訃報が届いてしまいました。2023年7月に観たX-RAY feat. KENTAROのステージ上では、闘病からの復帰を堂々と宣言。良かった!という気持ちから思わずウルっとしたのを記憶しています。
翌年11月のX-RAY feat. KENTAROのステージでも、変わらぬ熟練のドラミングを披露してくれましたが、その後再び闘病生活に戻ってしまったことで、筆者が観たロジャーさんの最後のステージになってしまいました。。
本来ならロジャーさんが叩いていた昨年11月のX-RAY feat. KENTAROのライヴでは、病室に向かって観客でロジャーコールを送ったのは忘れられません。多くのファンから愛されていたことを実感させられる瞬間でした。
今回の訃報に際しても、ジャパメタ界隈はもちろんのこと、日本の数多くの有名ロックアーティストから惜しむ声が届いています。そのコメントのどれを見ても、ロジャーさんが誰からも愛される人柄だったことがひしひしと伝わってきます。
横道坊主、ポルノグラフィティをはじめ、ジャパメタに留まらない多方面で活躍してきたことを、今回改めて実感させられましたが、ジャパメタファンにとってはやはり、ゼファーを経て、メジャーデビューを勝ち得たX-RAYのドラマーとしてのロジャーさんの雄姿が、一番脳裏に焼き付いているでしょう。
ギターヒーローである湯浅晋に注目が集まるX-RAYでしたが、そのボトムを支えるロジャーさんの役割は相当大きかったと感じます。ロックドラマーらしいゴツく太い音を叩き出す一方で、楽曲の魅力を倍増させる、歌うような多彩なドラミングも大きな魅力でした。
個人的に大好きなX-RAYの名曲の数々に、いつも寄り添ったロジャーさんのドラミングが大好きでした。その一打一打の輝きはいつまでも決して色褪せません。これからもずっと聴いていきたいと思います。
今回はX-RAYがファイナルを迎えた「FADE AWAY」をピックアップしました。哀感に溢れた感動的なメロディとロジャーさんのドラミングが、今日は一層染み入るように聴こえます。言葉にできない大変な闘病生活だったでしょう。どうぞ安らかにお眠りください。この曲を聴きながら、ロジャーさんのご冥福をお祈り申し上げます。
R.I.P 高橋”ロジャー”和久さん
