※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新曲をご紹介します!
日本の女性ハード・ロック・バンド、KOIAI(コイアイ)が、先行シングル「Starting Over」を2026年6月3日に配信リリースしました。
新体制が固まったKOIAIから、待望の最新音源が到着しました~。7月15日リリースの5曲入りEPからの先行配信曲で、すでにライブでも演奏されていますね。
夏のツアー日程のみ発表され、新体制としての活動の詳細が明かされていなかったわけですが、ここにきて、日本テレビと連携してのプロモーションを発表。EPは日テレの新レーベルからのリリース、ツアーの詳細では東京でKOIAI主体で、AKB48をはじめとしたアイドル達と絡むフェスの敢行等、怒涛の新展開が発表されています。
これまでの活動ぶりを考えると、正直なところ、こういう売り方でホント大丈夫なん?という期待と不安が入り混じる気持ちになりますよね~。アイドル売りするわけではないんでしょうけど、こうした座組が吉と出るか、凶と出るか?なんとも言えないところでしょう。
もちろん、これまでのようにおじさんのガールズメタルファン界隈(加えて少ないでしょうけど汗、フュージョンファン?)だけに集中アプローチしても、広がりがないですからね。アイドルファンにもアピールできるかもしれませんし、日テレとの取り組みを起点に、一般のJ-ROCKファン層や、多少若い音楽ファン層や女性ファン層にもリーチするきっかけになればいいのかもですね。
いずれにせよ、音楽的なアプローチだけは妥協することなく、KOIAIらしくブレずに突き進んでほしいと願います。そんな思いに応えてくれるのが、新曲「Starting Over」でしょう!
すでにライブでお披露目済みなので新鮮な驚きこそないものの、改めて音源で聴いてみると、スリリングな疾走感とパワーを感じさせつつ、KOIAIならではのスタイリッシュなテイストに満ち溢れていますね~。まさに新体制での本格始動に相応しい、強力な1曲に仕上がっています。
プログメタルと見紛うヘヴィでテクニカルなアレンジと、妖しげなメロディのAメロ、ヴァースと、抜けの良いフック抜群のサビのコントラストが実に印象的で、80s感のあるシンセとデジタルな味付けも絶妙ですね~。
注目の桜田ミレイの歌唱は実に安定しており、伸びやかなハイトーンと十分なパワーで、歌の上手さをしっかりと感じさせてくれますね。何よりフレッシュな躍動感は、KOIAIの新章を象徴するかのようです。
ダークなメロディをシュレッドしまくる、テクニカル極まりないLi-sa-Xと葉月のツインギターも相変わらずのすばらしさですが、特筆すべきはボトムを支え暴れまくる強固なリズム隊でしょう!
佐藤奏のドラミングは、お得意のフィルの数々を曲中にこれでもかと入れまくり!2番のヴァース前のフィルとか(具体的ですけど笑)、他のガールズ系バンドでは絶対不可能なカッチョ良さで、差別化が半端ないですね~。何より、リズムのグルーヴ感が凄まじく、バスドラが楽曲の疾走感を1.5倍増しにしてるのは間違いないでしょう。
そんな超絶ドラミングに食らいつく新加入のユニカインパクトのベースが、実に相性抜群!主張しつつもしっかりボトムを支えるプレイが心地よいんですね。ライヴでも、わかざえもん以上にハマってるような?印象を正直受けましたが、音源を聴いて確信に変わりました。良いメンバーを選んだと改めて実感しました。
唯一、気になったのは多少くぐもって聴こえるサウンドプロダクションですね。音数の多いバンドやアレンジだけに、よりクリアなサウンドを目指して、今後は改善してもらいたいところでしょう。
いずれにせよ、7月のEPが待ち遠しくなる1曲で、リピしつつ届いたらレビューしたいと思います!
聴いてほしい度
91%
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