2024年の大晦日を迎えました〜。元旦に大きな地震があり不安の中で始まった年でしたが、HM/HRシーンは多くの音源のリリースや来日も無事行われ、概ね平穏でそれなりに活況を呈す一年だった印象を受けます。
何せ、アイアン・メイデンとジューダス・プリーストが同年に来日を果たしましたからね〜。メタルというジャンルを象徴する正統派の大御所2バンドが、日本でそろい踏みしたことで、2024年がビシッと引き締まった感がしました。
個人的に洋楽関連では、9月のサミー・ヘイガーのライヴが予想を凌駕した内容で、ベストライヴ(というほど行けてないですけど汗)に選出したいところです。洋楽の大物勢のライヴはいずれも大好評だったとはいえ、チケット代やグッズ代のとどまるところを知らない高騰には辟易させられました。普通の感覚のファンであれば、あれもこれもと行きにくい状況になっているのは間違いなく、今まで以上に取捨選択を迫られた一年でした。
日本のメタルシーンは、さらにガールズ系のバンドが勢いを増して、大ガールズバンド時代真っ只中の状況が継続しましたね。個人的に女性バンドこそドラムが命!と思っているので、JUNNAを迎えたHAGANE、佐藤奏を迎えたKOIAIが、凄腕ドラマーが加入した分、頭何個も抜け出た感がしましたね〜。実際に両バンドともライヴ、音源のいずれも実に素晴らしく、特に今年後半は楽しませてもらいました。
洋楽系の音源では前述したプリーストの新作が流石に貫禄の出来栄えでしたが、意外なことに良質なメロハー作品が、安定供給といえるほどに続々リリースされたのも印象的でしたね。新作は全く重視せずにHM/HRを味わっていますが、メロハー系で今後もリピートして聴けそうな新しい作品に幾つも出会えたのは収穫と言えるでしょう。
当ブログでは、なんだかんだと今年は昨年以上の数で63枚の新作をレビューをしていました。あくまで目安で「聴いてほしい度」のパーセント表記を一応してきましたが、上位は以下のようなアルバムでした。
88%
88%
88%
88%
88%
88%
90%
フル作ではプリーストが1位でした〜。他の大半はメロハー系が全く同じような評価をして並んでいましたね〜。それだけ甲乙つけがたい良質な作品が多かったという証拠でしょう。
ちなみに、EPも含めると、、
92%
KOIAIの5曲入りEPは、褒め過ぎかもしれませんが、これからの可能性も含めて、敢えて高く評価したいと思わせてくれる作品でした。
楽曲単位で、今年一番聴いたものをApple MusicのReplayで確認したところ、やはりこのブログで紹介した楽曲がたくさんランクインしていましたね。ブログを書くときに何度もリピートすることもありますし、新旧の楽曲が脈絡なく入っているのは当然とも言えるでしょう。
そうした中で楽曲の1位に輝いたのが、HAGANEの「天下五剣」でした!
確かにこの曲はストリーミングでメッチャ聴いた記憶があります(笑)。ほのかに香る和風テイストと、強いフックを放つメロディと抜群のセンス、パフォーマンスの素晴らしさと、どこを切っても抜きん出てほんとに良くできた楽曲だなあ〜と改めて思いますね。100万回再生を突破したYouTubeのMVも含めて、相当数聴いてますけど、全く飽きがきません。
メタルファンに限らず、より幅広い層にアピールできそうな楽曲なので、来年にかけて、いろんなきっかけで多くの音楽ファンの耳に届くことを期待したいですね!
それでは、良いお年を〜。