※タイトルに「METAL(メタル）」のワードが入った楽曲を紹介していきます！
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、 セイクレッド・スティール（SACRED STEEL）が、1998年にリリースした2枚目のアルバム『Wargods In Metal』の6曲目に収録。
80年代にはすでに結成されていたというドイツ南部ルートヴィヒスブルク出身のジャーマン・パワー・メタラーのセイクレッド・スティール。アンダーグラウンドシーンで活動を続け、ドイツのバンドで初というメタル・ブレイドとの契約を獲得し、97年にデビューしました。
メタル・ブレイドでは3枚のスタジオ作をリリース後、ドイツのマサカーに移籍し４枚の音源を重ね、さらにイタリアのレーベルから３枚のリリースし、目下2016年作品が最後になっています。
その音楽性は一貫してマニア御用達、アンダーグラウンド臭がプンつくヘヴィ・メタルで、初期作は80sのUSメタルを思わせる音像ですね。2000年代以降はデスやブルータルな要素も取り入れていますけど、とにかくひたすらに濃い！脂っこくてアルバムを通して聴くのはかなり厳しいものがあります（汗）。
マノウォーをショボくして、後味の悪い油で揚げたような（笑）、胃もたれ必死のメタルが展開されてます。メタル・ブレイドが時期的にも契約したのが謎ですけど、2作目はビル・メトイヤーがプロデュースするなど、それなりの制作体制で作られていますね。
メタルタイトル括りでなければまず取り上げないバンドかもですが、濃さに比例してメタルタイトルの多いこと。ざっと調べても「Metal Reigns Supreme」「Wargods of Metal」「Crusaders of the Metal Blade」「Heavy Metal to the End」「Metal Is War」「Raise the Metal Fist」「Metal Underground」「Heavy Metal Sacrifice」と出るわ出るわ（笑）
今回はその中から「Army of Metalheads」をピックアップしました！疾走しまくる展開はパワー・メタルというより、スピード・メタルがしっくりきますね。ボーカルが若干しょぼいジョン・サイリースというあんばいで、エージェント・スティールっぽさもあり、この曲はまだマシなほうでしょう！
ぜひ、一度聴いてみてください！
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