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【楽曲紹介】 アースシェイカー(EARTHSHAKER)「炎に身を焦がして」

※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!

 

日本のハード・ロック・バンド、アースシェイカーEARTHSHAKERが1987年にリリースしたシングルで、『The BEST - From '87 to '92』他に収録。

 

衝撃のデビューから一貫してジャパメタシーンを、名実ともに牽引してきたアースシェイカーでしたが、5作目の 『Passon』辺りから、様々な面で少しずつ陰りが見えてきた感がありました。

 

初期の楽曲があまりにも素晴らしいため、楽曲の質の低下が正直否めなかったですし、メロディ重視の音楽性から意外でしたが、マーシー、シャラ、カイ、クドー(あえてニックネームで書きました~)4人のキャラが立っているため、永川敏郎をキーボードに迎えた編成がフィットしていないように思えたんです。

 

そんな中で心機一転、レーベルを移籍した第一弾作『After Shock』には、よりパワフルで開き直ったような新境地を感じつつも、アースシェイカーは自分の中で、どこか過去のバンドになりつつありました。

 

ちょうどその頃、音楽番組「ミュージックステーション」に彼らが出演していて、初めて耳にする楽曲でしたが、めちゃくちゃメロディが印象的で、パワフルに演奏する様子に目を奪われましたね。それが今回ピックアップした「炎に身を焦がして」だったのです。

 

映画「堀の中のプレイボール」の挿入歌としてリリースされ、アルバム未収録だったんですね。哀感をたっぷり含んだメロディと、耳元に突き刺さるように言葉を紡ぐ歌詞のコンビネーションは、まさにシェイカー節そのもの!キーボードも楽曲のアレンジに必要不可欠な存在だと納得しました。

 

この曲でアースシェイカーの底力を改めて実感できましたし、シングルのカップリングになった「Garage」のように、移籍、5人編成以降にも彼らが良い曲を生み出していることを知るきっかけになりましたね。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

炎に身を焦がして

炎に身を焦がして

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